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(アメリカ、カリフォルニア州インディアンウェルズ)
男女共催で行われているパシフィック・ライフ・オープンの大会2日目、女子シングルス1回戦が行われ、日本期待の浅越 しのぶと中村 藍子がともに勝利し、2回戦に駒を進めた。
浅越はK・シュプレム(クロアチア)を6-4, 4-6, 6-3とフルセットの末下し、今季シングルス2勝目を手にした。ダブルスでは全豪オープンベスト4、先週のメキシコで準優勝と好調を続ける浅越だが、シングルスでは出場した5大会で初戦敗退を喫していただけに、この勝利を浮上のキッカケとしたいところ。また、中村もB・シュルツ=マカーシー(オランダ)に6-4, 6-2のストレートで快勝している。2回戦で、浅越は第11シードのM・キリレンコ(ロシア)と、中村は第25シードのM・サンタンジェロ(イタリア)とそれぞれ対戦する。
地元アメリカ勢は、この日明暗が分かれた。1999年にウィンブルドンでベスト4に進出し、ランキングも最高で18位を記録したA・スティーブンソン(アメリカ)だが、I・リスヤック(クロアチア)に6-7(1), 2-6のストレートで敗れ初戦で姿を消した。2004年に肩を手術し、617位までランキングを落としているスティーブンソンは、この試合でも痛めた肩をトレーナーに治療してもらう場面が見られた。試合後のインタビューでは、「(肩を)酷使しすぎたせいで、疲労が溜まっていたのだと思うわ。トレーナーには棄権を薦められたけれど、私は最後まで戦いぬくと決めたの。負けてしまったけれど、今日はこの2年間で一番良い試合が出来たわ。肩もビックリしてるのだと思う。」と語り、復活の手ごたえを掴んでいるようだった。 一方、B・マテック(アメリカ)はベテランのN・プラット(オーストラリア)に6-7 (6-8), 6-4, 6-3の逆転勝ちを収め、予選勝者のV・キング(アメリカ)もA・ロディオノワ(ロシア)に6-3, 6-1のストレート勝ちを収め2回戦へ駒を進めている。2回戦では、マテックが第28シードのS・ミルザ(インド)と、キングが第16シードのK・クーカロバと顔を合わせる。
その他の試合の結果は以下の通り。
J・カークランド(アメリカ) ○-× S・クレーゼル(ドイツ), 4-6, 7-6 (7-1), 7-6 (7-3)
S・ペリー(アメリカ) ○-× M・ディアス=オリバ(アルゼンチン), 6-2, 6-1
S・ブレモン(フランス) ○-× Z・オンドラスコバ(チェコ共和国), 6-2, 6-2
S・フォレッツ(フランス) ○-× S・ポン(中国), 3-6, 6-3, 6-3
N・リー(中国) ○-× A・クレマー(ルクセンブルグ), 6-1, 6-3
S・コーエン‐アロー(フランス) ○-× A・パーラ=サントンハ(スペイン), 6-1, 6-2
T・ピロンコバ(ブルガリア) ○-× V・ルアノ=パスクアル(スペイン), 6-4, 6-3
A・ヤキモバ(ベラルーシ) ○-× T・プーチェック(ベラルーシ), 6-0, 6-2
V・クツゾワ(ウクライナ) ○-× E・ヴェスニナ(ロシア), 6-2, 6-3
E・レイン(フィンランド) ○-× H・スロモバ(チェコ共和国), 7-5, 7-5
L・ドミンゲス=リノ(スペイン) ○-× M・ベント=カブチ(ベネズエラ), 6-4, 1-6, 6-1
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