HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(アメリカ、テネシー州メンフィス)
モーガン・キーガン選手権(賞金総額69万ドル)にトップシードで出場のA・ロディック(アメリカ)が金曜日準々決勝を行い、予選から勝ち上がってきた現在世界ランキング122位のJ・ベネトー(フランス)に6-3, 4-6, 6-7(4-7)で敗れる波乱があった。
今回が3回目となった顔合わせは、先月も全豪オープン3回戦でロディックが6-1, 6-2, 6-2と全く相手を寄せ付けない試合で勝利していた。しかしこの日のベネトーは、第1セットこそ不安定だったものの、第2セットからは次第にリズムをつかみ始めた。最終セットは互いにブレークを許さない緊迫した内容となり、ロディックにとって今大会3試合連続となるフルセットのタイブレークとなった。最後は2度目のマッチポイントでベネトーがウィナーを決め、自己初となるトップ10選手打破を遂げた。
ベネトーと準決勝で対戦するのは第6シードのT・ハース(ドイツ)で、この日はD・ツルスノフ(ロシア)を6-7(7-9), 6-4, 6-4の逆転で制している。ハースは、第3セットで5-4とリードしたあと、最後は相手をブレークして勝利を決めた。
今季これで3度目の準決勝進出となるハースは、1999年に今大会で優勝し、去年も準決勝に上がっている。
ドローのもう一つの山では、新星A・マレー(イングランド)の活躍が期待されていたが、R・ソデルリング(スウェーデン)に1-6, 4-6と精彩を欠いたプレーで敗れている。マレーは先週のカリフォルニアの大会でロディックやL・ヒューイット(オーストラリア)らを倒して、見事ツアー初優勝を上げたばかりだった。
また、K・フリーゲン(ベルギー)がP・キャプデビルを3-6, 7-6(7-5), 6-4で下しており、ソデルリングと決勝進出をかけて対戦する。
今大会は女子部門も同時開催されており、そのセルラー・サウスカップ(賞金総額17万5千ドル)では、第3シードのS・アービッドソン(スウェーデン)と第6シードのM・ドマホウスカ(ポーランド)が決勝進出を果たしている。
アービッドソンは第7シードのA・フレイジャー(アメリカ)を6-2, 6-2で下し、自己2回目となる決勝進出となった。前回決勝に上がったのは去年のケベックでの大会で、その時もフレイジャーと顔を合わせ敗れていた。ドマホウスカは第8シードのJ・クレイバス(アメリカ)を6-1, 6-0で一蹴して勝ち進んでいる。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.