（アメリカ、テネシー州メンフィス）
男女共同開催のモーガン・キーガン選手権（男子賞金総額６９万ドル）＆セルラー・サウス・カップ(女子賞金総額１７万５千ドル）の大会４日目、男女ともに予定通り試合が行われ、女子では地元アメリカ出身のＡ・フレイジャー（アメリカ）らが準決勝進出を決めた。
地元優勝を狙う３３歳のフレイジャーは、同じく地元アメリカ出身のＳ・ペリー（アメリカ）と対戦し、最後まで苦戦を強いられたが、6-3, 3-6, 7-6 (7-3)のフルセットで辛くも勝利しベスト４入りを決めた。試合後フレイジャーは、「今日の自分のプレーには本当に満足しているわ。特にタイブレイクでは良いスタートが切れたけど、試合はどちらに転んでもおかしくない状況だったわね。」とゲームを振り返っていた。フレイジャーは準決勝で今大会第３シードのＳ・アービッドソン（スウェーデン）と対戦する。アービッドソンは、Ｃ・ウォズニアキを7-5, 6-4で退けての準決勝進出。
また、Ｊ・クレイバス（アメリカ）も準々決勝でＬ・オスターロウ（アメリカ）に6-4, 6-1で勝利しベスト４入りを決めた。準決勝でクレイバスを待つのは、第４シードのＬ・グランビル（アメリカ）を6-4, 6-4で倒したＭ・ドマホウスカ（ポーランド）。
一方、男子の部では、予選通過のＪ・ベネトー（フランス）が第８シードのＸ・マリス（ベルギー）を7-6 (7-4), 6-4で破る殊勲をあげている。ベネトーは、トップシードのＡ・ロディック（アメリカ）と準々決勝で対戦する。
その他の試合では、Ｒ・ソデルリング（スウェーデン）とＡ・マレー（イングランド）がともに勝利し準々決勝で激突する。ソデルリングはＫ・カールセン（デンマーク）に7-6 (7-3), 6-4で、マレーはＲ・デフェストに7-6 (7-4), 3-6, 7-5でそれぞれ勝利している。また、第６シードのＴ・ハース（ドイツ）がＶ・スペーディア（アメリカ）に7-6 (9-7), 6-1で、Ｄ・ツルスノフ（ロシア）がＣ・ソールニエ（フランス）に6-0, 6-7 (3-7), 6-3で順当勝ちを収めている。
（2006年2月24日20時32分）
清水悠太 2年連続慶應チャレンジャー決勝へ 
