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(アルゼンチン、ブエノス・アイレス)
今年2つ目のクレーコート大会となるテルメックス杯(賞金総額42万5千ドル)、初日の月曜日に登場したG・コリア(アルゼンチン)とJ・C・フェレーロ(スペイン)は、両者ともにフルセットの戦いを強いられものの、辛うじて初戦敗退を逃れ2回戦へ駒を進めた。
第2シードにコリア、第4シードにJ・アカスーソ(アルゼンチン)、第8シードにJ・I・チェラと、トップ8シードにアルゼンチン勢3人が顔を揃える中、世界ランキング7位で2年前の同大会チャンピオンのコリアは、J・バネック(チェコ共和国)に6-1, 2-6, 7-6 (7-2)で辛勝した。勝負のかかった最終セットもタイブレイクに突入するなどまさに薄氷の勝利だった。試合後コリアは、「ファイナルセットの0-3から挽回できたのは大きかったね。観客の声援のおかげで、今日は良いプレーが出来たよ。バネックは非常に良い選手だね。とても堅実なプレーをするし、勝つのは難しいと思う場面もあったけれど最後は何とかなったよ。」と熱戦を振り返っていた。
一方、元王者フェレーロもワイルドカードで出場のJ・マルティン・デル・ポトロを相手に大苦戦を強いられた。経験で一枚上のフェレーロは、要所を押さえ最後は6-2, 4-6, 6-4とフルセットにもつれ込む熱戦を何とかものにしたが、この日は完全に押されっぱなしだった。フェレーロは、次の試合でG・クエルテン(ブラジル)とF・サレッタ(ブラジル)の勝者と対戦する。3度の全仏オープン優勝を誇るクエルテンは、怪我で昨年は僅か16試合しか戦えなかったが、今大会はワイルドカードを得ての出場。
今大会トップシードでの出場を予定していたD・ナルバンディアン(アルゼンチン)は、腹筋を負傷したため大会直前に棄権を表明している。全豪オープンで負った怪我を、先週末のデビスカップ対スウェーデン戦で悪化させてしまったとのこと。地元開催ということで、ナルバンディアン自身、大会出場を熱望していただけに残念な結果となった。
またディフェンディング・チャンピオンのG・ガウディオ(アルゼンチン)は今年は参加していない。
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