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連覇に向けて気合の入るシャラポワ |
画像提供:Getty/AFLO |
(日本、東京)
今週東京体育館で行われている東レPPO(ティア1、賞金総額134万ドル)は、今日金曜日はシングルス準々決勝が行われる。
前年度チャンピオンで今年はトップ・シードで出場のM・シャラポワ(ロシア)は、木曜日の2回戦でL・レイモンド(アメリカ)を6-4, 6-4で下しベスト8入りを果たし、今日は準決勝進出をかけてS・ストザー(オーストラリア)と対戦する。ストザーは、第4シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)を7-6(7-5),6-2で破っての勝ちあがりで自身初のツアー・タイトルを狙う。
今大会かつて4度の優勝を誇るM・ヒンギス(スイス)もM・キリレンコ(ロシア)との準々決勝に登場する。1回戦はチョ・ユン=ジュング(韓国)に1ゲームも与えないわずか35分の”ダブル・ベーグル”の勝利を上げ、続く2回戦でも第3シードのN・デシー(フランス)を4-6, 7-5, 6-2の逆転で退けて、ベスト8へ駒を進めていた。
これまで5度のグランド・スラム優勝のある元世界1位のヒンギスは、足の怪我から3年のブランクを乗り越えて復帰を果たし、今シーズンこれまで12試合をこなし9試合で勝利を上げる活躍を見せている。加えて先の全豪オープンでは、M・ブパティ(インド)と組んだミックス・ダブルスで見事栄冠を手に入れている。
対戦するキリレンコは第8シードのA・イバノビッチ(セルビア・モンテネグロ)を6-4, 6-4で破る金星を上げていた。
その他、第2シードのE・デメンティエワ(ロシア)は第5シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)と準々決勝を戦う。その勝者は、第4シードのA・ミスキナ(ロシア)と第7シードのE・リホフツェーワ(ロシア)の勝者と決勝進出をかけて顔を合わせる。
(2006年2月3日)