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復帰後、日本での初試合を迎えるヒンギス |
画像提供:Getty/AFLO |
(日本、東京)
アジア最大の女子ツアーである東レPPO(ティア1、賞金総額134万ドル)で、かつて4度の優勝を誇り、全豪オープンでベスト8の見事なカムバックを見せたM・ヒンギス(スイス)が、主催者推薦で水曜日に登場する。対戦相手はラッキールーザーのチョ・ユン=ジュング(韓国)。
かつて5度のグランドスラムで優勝を上げ、元世界ランキング1位だったヒンギスは、3年のブランクを乗り越えツアーに復帰し、先の全豪オープンでは、第2シードのK・クレイステルス(ベルギー)とフルセットの激戦の末敗れたが、見事ベスト8入りする活躍を見せていた。また、M・ブパティ(インド)と組んだミックス・ダブルスでは、優勝するなど、着実に試合感を取り戻してきている。
そのヒンギスがもし1回戦に勝利すると、第3シードのN・デシー(フランス)と2回戦を行う。デシーを含め上位4シードは1回戦が不戦勝となっている。
その他、水曜日に行われる1回戦では、第7シードのE・リホフツェーワ(ロシア)が浅越しのぶと対戦する。また全豪オープンでは3回戦進出を果たした中村 藍子(日本)と、同大会4回戦でヒンギスと接戦を演じたS・ストザー(オーストラリア)の対戦も行われる。
また2回戦の一部も行われ、第2シードのE・デメンティエワ(ロシア)がK・シュレボトニック(スロベニア)と、第5シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)が予選から勝ち上がり火曜に1回戦を突破した小畑沙織と顔を合わせる。その勝者が準々決勝で対戦する。
デメンティエワは、先の全豪オープンでは、1回戦で敗退する苦杯を味わったが、今大会ではこれまで2度ベスト8入りする勝ち上がりを見せており、相性の良い大会となっている。
今大会の優勝賞金は19万6千900ドルである。
(2006年2月1日)