長身を活かしたプレーで勝ったアンチッチ

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（東京、有明）

AIGオープン5日目、男子準々決勝が有明コロシアムセンターコートの第4試合で行われ、第5シードのM・アンチッチがM・バフデイティスを6-1, 7-6(7-4)でストレート勝ちを収め、準決勝へと駒を進めた。

序盤から長身を活かしたサーブで優位に立ったアンチッチは、バフデイティスにチャンスらしいチャンスを与えず確実にサービスゲームをキープすると、2ブレイクアップで第1セットを先取。
第2セットも波に乗るアンチッチは、サーブ＆ボレー、ロブ、ハードヒットなど随所に冴え渡ったプレーを展開。何とか挽回したいバフデイティスは、昨日のプエルタ戦ほどのハードヒットは見られないものの、粘りのテニスでタイブレイクに持ち込んだ。
タイブレイクではアンチッチが3-0とリードしたところで雨が降ってきたために、一時中断となる。コロシアムの天井が閉められ、45分後に試合再開となったが、アンチッチの流れは変わらず、6-3でマッチポイント3つ。最後はアンチッチがサービス・ウィナーで試合を締めくくり、準決勝進出を決めた。