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初のベスト4進出を果たしたパウと 敗れたジネプリ |
画像提供:tennis365.net |
(東京、有明)
AIGオープン5日目、男子優勝候補の一角であった第3シードのR・ジネプリ(アメリカ)がB・パウ(ドイツ)に4-6, 3-6で敗れ、準決勝で姿を消すという波乱があった。
強烈なサーブと堅実なストロークで試合を組み立てるジネプリに対して、パウは素早いフットワークとキレのあるバックハンドでポイントを重ねていく。第9ゲームまで両者キープを続けるが、第10ゲームでパウがジネプリのサービスをラブゲームでブレイク。そのまま6-4で逃げ切り、第1セットをものにした。
第2セットに入り、更に調子を上げてきたパウが第3ゲームをブレイク。そのゲームで際どいラインジャッジに納得のいかないジネプリは、ラインパーソンにボールをぶつけようとして警告を取られてしまう。苛立ちを隠せないジネプリは第4ゲームをブレイクバックするものの、それ以降は完全に集中力が切れてしまい、力任せなハードヒットからミスを量産し、自滅。一方のパウは落ち着いた攻めで第7、第9ゲームをブレイクして勝利を決め、自身初となるATPツアー4強進出を決めた。
敗れたジネプリは、今日、10月7日が23回目の誕生日だったが、勝利で飾ることは出来なかった。