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USオープンに続き、ミュラーを下したジネプリ
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画像提供:tennis365.net |
(東京、有明)
AIGオープン4日目、男子シングルス3回戦に今年のUSオープンでベスト4に入ったR・ジネプリ(アメリカ)が登場した。対するG・ミュラー(ルクセンブルグ)とはUSオープン2回戦でも顔を合わせているが、その対戦に続きジネプリが6-4, 6-4のストレートで下し、AIGオープン初のベスト8に駒を進めた。
第1セット、ジネプリがいきなりの猛攻で、ミュラーのサービスゲームをデュースに持ち込むが、落ち着いて対処したミュラーが何とかキープ。その後、ジネプリがスライスなど多彩なショットでミュラーを翻弄しブレイクすると、両者キープを続けて、第1セットは6-4でジネプリが奪った。
徐々に集中力が切れ始めたミュラーは、第2セット第3ゲームでダブルフォールトからブレイクを許し、ジネプリがリード。ミュラーは何とか1ゲーム返すものの、タイムアウトを取って肩の治療を受けるなど、一向に調子は戻らず、苛立ちのあまり地面にラケットを投げつけてしまう一幕も。結局、1ブレイク差をつけたジネプリが第2セットも6-4で勝ち取り、準々決勝進出を決めたのだった。
夏のハードコートシーズン以来好調を維持しているジネプリが準々決勝で対戦するのは、B・パウ(ドイツ)とK・カールセン(デンマーク)の勝者である。
(2005年10月6日)