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第1シードのズヴォナレーワ、3回戦進出 |
画像提供:tennis365.net |
(東京、有明)
AIGオープン大会4日目、センターコート第1試合の女子シングルス2回戦に登場したトップシードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)は、S・ペア(イスラエル)に快勝とは行かなかったものの、6-3, 7-5でストレート勝ちした。
試合開始早々、第1ゲームでブレイクを許したズヴォナレーワだが、第2ゲームでブレイクバックに成功、1-1とする。第5ゲームでペアに2本のブレイクポイントを与えるが、何とか凌いでサービスキープ。その後も調子の上がらないズヴォナレーワを尻目に、ペアのバックハンドが冴え、互角の戦いとなる。しかし、第8ゲームでズヴォナレーワがペアのサービスをブレイクに成功すると、一気に波に乗って第1セットを6-3で奪った。
第1セットの勢いをそのままに、ズヴォナレーワは安定感を増したプレーでペアを攻め、序盤1ブレイクアップのリード。その後一時はサービスブレイクを許し、流れを失いかけるが、第11ゲームで再度ペアのゲームをブレイクし、最後はしっかり自分のゲームをキープして試合に幕を下ろした。
ズヴォナレーワはこのところ、3大会連続で1回戦敗退に終わっていたが、今大会ではトップシードとしてまずは順当に3回戦進出を決めた。このまま勝ち上がり、今年2月以来の優勝を決めて復活をアピールしたいところ。3回戦では中村藍子(日本)に勝利した第8シードのS・ミルザ(インド)と対戦することになっている。
(2005年10月6日)