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森上、バイディソバに逆転負けで初戦敗退

浅越しのぶ
惜しくも逆転負けを喫した森上
画像提供:tennis365.net

(東京、有明)

AIGオープンは、有明コロシアムのセンターコートの第5試合で行われた女子シングルス1回戦、森上亜希子は第2シードのN・バイディソバ(チェコ)と対戦したが、6-4, 1-6, 1-6で逆転負けを喫し、初戦敗退となった。

試合は、開始早々第1ゲームで森上がバイディソバのゲームをブレイクして幕を開ける。森上は続く第2ゲームでもサービスエース3本を決め、2-0とリード。その後も深く決まるストロークで森上がバイディソバに反撃を許さず第1セットを奪う。

森上は第2セットでもその流れを継続したいところだったが、ドロップショットの失敗などがあり第4ゲームでブレイクされ、リードされる。その後もバイディソバの強力サーブを攻略できない森上は、自身のミスもあり1ゲームしか取れないまま第2セットを奪われ、セットオールに持ち込まれる。

勝負の行方のかかったファイナルセット、流れを取り戻したい森上だが、ストロークにも安定感を増したバイディソバの前になす術が無い。相手がダブルフォールトを犯すなど絶好のチャンスも活かせず、結局このセットも1ゲームしかキープできずに試合を終えた。


浅越しのぶ
試合後のインタビューに答える森上
画像提供:tennis365.net

先週の韓国オープンでもバイディソバに敗れていた森上は、「バイディソバには韓国ではあっという間にやられてしまいました。今回も同じハードコートで、自分も彼女(バイディソバ)も好きなコートでした。第1セットは自分のサービスがよく、ストロークも安定していて、バイディソバの調子がイマイチなのもあって、先取することが出来ました。しかし、そこからの相手の切り替えが早かった。」と、連敗を喫したことを反省していた。

また、今シーズンを振り返って、「ランキングも自己最高を記録して、テニスの内容もアップダウンがなくなり安定してきました。調子が悪いなりにも自分のテニスが出来るようにもなりました。グランドスラムでの結果はまだ出ていないので、それは来年以降の目標ですね。これからはフィジカル面をさらに鍛えなければならないと思います。2006年に向けてしっかりとトレーニングをしていきたいと思います。」とコメントした。


浅越しのぶ
2週連続優勝を狙うバイディソバ
画像提供:tennis365.net

今回の勝利で、森上との対戦成績を2勝1敗と勝ち越しに成功したバイディソバは、「第1セットは森上のテニスが良く、自分の動きが悪く凡ミスが多かった。2セット以降は自分をコントロールでき、森上に徐々に疲れが見え始めたことで逆転できた。今日は全体的にサーブが良くて、ここのサーフェスは自分に合っているようだ。」と語った。
韓国からの連戦になるが疲れはないのかとの質問に、「もちろん試合後は疲れるけれど、幸い今大会は3日目からの出場で2日間身体を休めることができたのでリフレッシュして試合に挑むことができた。」とコメント。第2シードでの出場に関しては、「(第2シードであるということを)あまり意識していない。ここでベストのプレーをすれば決勝までたどりつけると思う。」と冷静に受け止めている様子だった。

オフコートでは試合前に音楽を聞いたり、ツアー中に読書したりしてリラックスしているというバイディソバは、2回戦でまたも日本勢との対戦となり、1回戦でS・バンマーを下した藤原里華と対戦することになっている。

(2005年10月5日)

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