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初戦をストレートの快勝で決めたゴロバン |
画像提供:tennis365.net |
(東京、有明)
雨のAIGオープン3日目、スタジアムの屋根を閉じて行われた第1試合で、女子シングルス第3シードのT・ゴロバン(フランス)が、A・スピアズ(アメリカ)を6-4, 6-2のストレートで下し、順当に2回戦進出を決めた。
第1セット開始直後、互いに手の内を探り合うようなラリーが続くなか、スロースタートなゴロバンが0-2とスピアズにリードを許してしまう。しかし、ランキングで勝るゴロバンは、試合が進むにつれ動きもよくなり、第3ゲーム以降は堅実なプレーでスピアズを攻め、第9ゲームでブレイクに成功すると、そのまま第1セットを6-4で奪う。
第2セットも、第1セット終盤の勢いをそのままに、ゴロバンがバックハンドの強打からスピアズに付け入る隙を与えず、一気に3-0とリードを奪い完全に試合の主導権を握る。その後2ゲームを返されるものの、終始緩急のついたショットでスピアズを押し切り、最後はドロップショットで試合を決めた。試合時間にして64分の快勝だった。
ゴロバンの2回戦の対戦相手は、初日の1回戦でM・スーハ(スロバキア)を下した小畑沙織(日本)となっている。
(2005年10月5日)