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(東京、有明)
AIGオープン2日目、センターコートで行われた第3試合では、第1シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)がC・カスターノ(コロンビア)と対戦し、6-2, 7-6(7-4)でズヴォナレーワが振り切って勝ち、2回戦へ駒を進めた。
第1セットはズヴォナレーワが強烈なフォアでカスターノのサービスをブレイクし、4-0とリード。そのままセットを奪取した。
第2セットではカスターノが相手のバックにボールを集める戦略に変えたのが功を奏し、互角の試合を展開。ブレイクされ5-5のタイとされたときはズヴォナレーワが苛立ちからラケットをたたきつける場面もあった。
結局タイブレイクにもつれ込むが、そこでカスターノのダブルフォルトに助けられ、最後はズヴォナレーワがパワーで押し切った。
続く第4試合では、第5シードの杉山愛がA・イドコワ(ロシア)を6-1, 7-6 (7-4)で下した。
第1ゲームからたたみかけるように攻める杉山がまずブレイクを決め、一気にリズムをつかむ。第4ゲームではダブルフォルトなどで相手のブレイクを許すが、その後もフォア、バックともに積極的にしかけ、全く相手を寄せ付けず一方的に杉山が試合を展開してセットを先取。
その勢いで第2セットも5-1と完璧な内容で一気にマッチポイントを握るが、そこで痛恨のスマッシュミス。そこから開き直ったイドコワが反撃に転じ、冴えたショットと粘りで5-5まで挽回した。そのままタイブレイクに突入したが、最後は杉山がボレーを決めて振り切る形となった。