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(東京、有明)
センターコートの第4試合、女子ダブルス1回戦に今大会注目の杉山愛(日本)/森田あゆみ(日本)ペアが登場し、J・ホプキンス/M・ワシントン(アメリカ)のアメリカ組と対戦。結果は4-6, 1-6で杉山/森田組の惜敗に終わった。
第1セット第1ゲームはアメリカ組がラブゲームでキープ、しかし第2ゲームは杉山/森田組もラブゲームでお見舞い。そして第5ゲームには先に杉山/森田組がブレイクを決めたが、すぐにブレイクバックされるなど、両者攻防が続いた。その後も両者サービスキープするが、第10ゲームでブレイクを決めたホプキンス/ワシントン組がセットを選手。
第2セットに入ると、森田に徐々にミスが目立ち始めた。サーブをしっかり決めてくるアメリカ組に対し、リターンで苦労する場面も見られた。結局第4ゲームを取るにとどまり、23分でセットが終了した。
試合後のインタビューでは、「相手のリズムが良くて、それから脱することができなかった。あゆみはこれからの選手なので、機会があれば、また組みたい。」と気分の切り替えが早い杉山に対し、森田は、「ジュニアと比較しスピードが違った。ボレーもサーブもジュニアとは比べることが出来ないほどのレベル。まだまだ未熟であると感じた。」とまだまだ学ぶべきことが多いことを実感したようだ。杉山からは「ネットプレーと素早い反応」を学びたいと語る森田は、初のティア3大会本戦での出場となったが、これで緊張も解けたようで、シングルスでの活躍を期待したいところ。
杉山も2年ぶりの有明での大会で「やはり日本の大会はいい。大会の雰囲気も好きた。」と、今年は後半に入って調子も戻ってきているだけに、元気なところを日本ファンに見せて、シングルスの上位進出を図ってほしい。
杉山組の試合前に行われた森上亜希子(日本)&佐伯美穂(日本) 対 中村藍子(日本)&小畑沙織(日本)の日本人ペア同士の対戦では、第1セットこそ互角の接戦となったが、第2セットは森上の攻めと佐伯の安定したプレーが功を奏し、7-5, 6-2で森上組が押し切った。