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今年のUSオープンでインド人として初めての4回戦進出を果たし、昨年度ランキング206位から、現在37位まで急上昇してきているインドの新星、サニア・ミルザ選手が試合を前にAIGオープンの抱負を語ってくれた。
―簡単な抱負をお願いします。
「私は日本がとても好きですし、ホテルもきれいで、テニスの調子もいいので、がんばりたいです。」
―今まで何度日本ではプレーされましたか?
「ジュニアの大会として、大阪と名古屋での2大会に参加しました。シングルスは準々決勝敗退だったと思いますが、ダブルスでは準決勝まで進出したと記憶しています。」
―今季のご自分のプレーに関してはどのような感想をお持ちですか?
「オーストラリア(全豪)では140位だったのですが、いつでもトップに上がれると思っていました。ただそのタイミングが思ったよりも早かったということです。今は、日々自分の上達と成長を感じています。絶好調という感じです。」
―絶好調の理由は?
「チャンスが来たときに逃さず活かせていること。本国のファンの前で優勝するという、すばらしい体験が出来たこと。(インド、ハイデラバードの大会でツアー初優勝。)全米の3ヶ月前からコンビを組んだコーチのおかげ等が考えられます。」
―母国インドでの反響は?
「今までインドでは120位台の選手が最高だったので、反響は大きいです。クリケットが人気のインドで、テニスの人気が高まってくれています。ですが、自分の人気というよりも国のためにベストをつくすという意識でプレーしています。」
これまで、M・ブパティなど、男子ダブルスでの活躍が目立っていたインド選手だが、ミルザ選手の人気は相当なもので、強気なプレーとともにますますの活躍が期待される。
ミルザの初戦の相手は予選通過の選手となっている。