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国内最大のテニスイベントの1つ、AIGジャパン・オープンが10月3日から9日まで東京・有明テニスの森公園で開催される。賞金総額17万ドル(約1900万円)の女子の展望をまとめてみる。
今大会最大の注目は、USオープンでベスト16入りを果たしたニコレ・バイディソバだ。 若干16歳ながら、世界ランキング1位のM・シャラポワに容姿やプレースタイルが似ており、シャラポワ2世との呼び声が高い。シャラポワ同様、長身から繰り出すサービスと力強いストロークが武器で、世界ランキングも24位まで急上昇させ、今回は初優勝を狙う。
また17歳のT・ゴロバン、18歳のS・ミルザ、M・キリレンコら10代選手にも注目が集まる。
若い選手に注目が集まる一方、今大会第1シードのV・ズヴォナレーワが優勝候補の筆頭であることに間違いはない。7月以降、極度のスランプに陥り、世界ランキングを22位まで落としてはいるが、本来トップ10の力を持っており、復活の足がかりをこの大会で掴むことが出来るか注目される。
外国勢を迎え撃つ日本勢は、杉山愛が今季前半の不振から復調の気配を見せており上位進出が期待される。浅越しのぶ、森上亜希子らも十分優勝を狙える位置にいるだけにそのプレーから目が離せない。また主催者推薦で出場する15歳の森田あゆみは、どこまで世界で通用するか試される。
主な女子出場予定選手
V・ズヴォナレーワ(ロシア)
T・ゴロバン(フランス)
M・キリレンコ(ロシア)
N・バイディソバ(チェコ)
S・ミルザ(インド)
杉山 愛(日本)
浅越 しのぶ(日本)
森上 亜希子(日本)
森田 あゆみ(日本)