男子プロテニス協会のATPは14日に公式サイトを更新し、現役生活に終止符を打った元世界ランク9位の
R・バウティスタ=アグ(スペイン)へのインタビューを公開した。
>>【動画】バウティスタ=アグ 現役最後のポイント<<38歳で現在世界ランク180位のバウティスタ=アグは2009年にツアーデビュー。これまでにツアー12勝を挙げ、2019年には自己最高となる世界ランク9位を記録。トップ10には通算27週間在位し、長期にわたりATPツアーの第一線で活躍した。
同選手はベースラインからのフラットでパワフルなストロークを武器に、ハード、クレー、芝、室内ハードとすべてのサーフェスでタイトルを獲得。ツアー屈指のオールラウンダーとして知られている。
また、ツアーレベルでは700試合以上に出場し、通算436勝302敗を記録。2012年8月に初めて世界トップ100入りを果たしてから2025年5月まで約13年間でトップ100圏外となったのは2024年のわずか4週間のみと、高い安定感を誇った。
バウティスタ=アグは先月行われたウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)1回戦で
J・フォンセカ(ブラジル)に敗れた後、今月10日に母国スペインで開催されたエキシビション大会「コパ・デル・レイ」の準決勝で
D・メリダ(スペイン)と対戦し、これが現役最後の試合となった。
バウティスタ=アグは引退について「その時が来たと感じた。体も心も『もう十分だ』と言っている。自分自身の声に耳を傾け、適切なタイミングでツアーを離れることが大切だと思う。今の体では1週間に4、5試合を戦い抜くことはできない」と説明。
一方で、「最も誇りに思うのは安定して高いレベルで戦い続けられたこと。約10年間はほぼトップ20に身を置き、ケガや苦しい時期もあった中で、長くトップレベルにいられたことがキャリア最大の成果だ」と自身の歩みを振り返った。
また、2019年に四大大会最高成績となるウィンブルドンでのベスト4進出や、
R・フェデラー(スイス)、
R・ナダル(スペイン)、
N・ジョコビッチ(セルビア)ら”BIG3"としのぎを削った日々にも言及。
「僕はテニスの黄金時代を生きた。ツアーのレベルはかつてないほど高く、トップ10も非常に層が厚かった。ドローが簡単に開くことはなく、本当に素晴らしい時代だった」と、長年戦い続けたツアー生活を締めくくった。
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