男子テニスで元世界ランク4位の
錦織圭が5月1日に自身のSNSを更新し、今シーズン限りで現役を引退することを発表した。
>>【動画】錦織がジョコビッチを破った2014年全米OP準決勝<<>>【動画】錦織圭 オリンピックで日本勢96年ぶりメダル獲得、最後はナダル撃破<<現在36歳で世界ランク464位の錦織はこれまでにシングルスでツアー通算12勝を記録。2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では
N・ジョコビッチ(セルビア)らを破り、四大大会でアジア人男子史上初の決勝進出を果たし準優勝を飾るなど、日本テニス界を牽引してきた。
世界ランキングは2015年にアジア人男子史上最高位となる4位を記録している。
さらに、2016年のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)では3位決定戦で
R・ナダル(スペイン)を破り銅メダルを獲得。オリンピックのテニス競技でのメダル獲得は、日本勢として96年ぶりの快挙となった。
また、ツアーレベルでの通算勝利数は451勝を数え、フルセットにもつれた試合での勝率は72.4パーセントと歴代でもトップクラスの数字を誇る。
一方、そのキャリアは怪我にも苦しまされ、右肘や股関節の手術を経験。近年は腰や肩の負傷に悩まされていた。
日本テニス界の象徴的な存在が長年のキャリアに幕を下ろす。
【錦織圭 引退コメント全文】
今日は皆さまにご報告があります。このたび、今シーズンをもって現役を引退する決断をいたしました。
小さい頃からテニスに夢中になり、「世界で戦いたい」という思いだけを胸に走り続けてきました。その中でトップの舞台に立ち、トップ10という場所まで辿り着けたことは、自分にとって大きな誇りです。
限界に挑み続ける日々の中で、勝利の喜びや敗戦の悔しさ、満員の会場で感じたあの特別な空気は、何にも代えがたいものでした。また、度重なる怪我との戦いの中で、思うようにプレーできないもどかしさや、不安に押しつぶされそうになったこともありました。
それでも「テニスが好きだ」「もっと強くなれる」という思いが、何度でも自分をコートに戻してくれました。そのすべての過程が、自分の人生を豊かにし、今の自分をつくってくれたと感じています。
どんな時も応援してくださった皆さま、そして常にそばで支えてくれた家族に、心から感謝しています。
正直に言えば、今でもコートに立ち続けたい気持ちはあります。それでも、これまでのすべてを振り返ったとき、「やり切った」と胸を張って言える自分がいます。
テニスという競技に出会えたこと、この道を歩んでこられたことを、心から幸せに思います。残りの試合も、一瞬一瞬を大切に、最後まで戦い抜きます。
錦織圭
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