男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は29日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
J・シナー(イタリア)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク42位の
R・ホダル(スペイン)を6-2, 7-6 (7-0)のストレートで破り、同大会初のベスト4進出を果たした。試合後にシナーは勝因について「決定的な場面での経験」をあげた。
>>【動画】史上6人目の快挙!シナーがホダルにストレート勝ちで4強入り<<>>【賞金】シナー、ズべレフら マドリッドOP8強でいくら獲得?ドローも公開中!<<24歳で世界ランク1位のシナーがムチュア・マドリッド・オープンに出場するのは2年ぶり4度目。同大会ではこれまでベスト8が最高成績と、思うような結果を残せていないなか、今大会は初戦となった2回戦で予選勝者で世界ランク104位の
B・ボンズィ(フランス)、3回戦で予選勝者で同169位のM・モラー(デンマーク)、4回戦で第19シードの
C・ノリー(イギリス)を下し8強入りした。
準々決勝は2024年の全米オープンジュニア(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)王者、そして今季急成長し今月行われたハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250)でツアー初優勝を飾った19歳のホダルとの激突となった。
準々決勝、シナーは6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに73パーセントの確率でポイントを獲得。ホダルに対し7度のブレークポイントを与えたもののこれを全て凌ぐ粘りを見せる。リターンゲームでは2度ブレークに成功し、第2セットのタイブレークでは1ポイントも落とすことなく、1時間56分で勝利した。
試合後に恒例となった勝者が行うカメラレンズへのメッセージでシナーはホダルについて「なんて素晴らしい選手なんだ!」と綴り称賛。さらにオンコートインタビューでは19歳で急成長を見せているホダルについて以下のようにコメントした。
「彼(ホダル)は僕を限界まで追い込んでくれた。彼は素晴らしい選手だ。僕はできる限りの準備をしたつもりだった。でも、本当に嬉しい。非常にレベルの高い試合だった。第2セットでは少し運も味方してくれたが、経験も生かされた。ここで初めてベスト4に進出できて、もちろんとても嬉しい。僕にとって大きな意味があるよ」
「彼(ホダル)はシーズン序盤から非常に高いランキングに位置し、信じられないようなテニスを見せている選手だと思う。マラケシュではタイトルを獲得して、バルセロナではベスト4に進出し、ここに来てベスト8に入った。彼はすでに非常に堅実な選手であり、その理由を証明していると思う。彼は非常に質の高いテニスを披露している」
「だからこそ、もちろんプレッシャーは感じていた。試合前は僕が勝利候補とされていたからね。でも同時に、そのプレッシャーをうまく処理する必要もある。会場の雰囲気はラファエル(ホダル)を応援するものも多かった。しかし同時に、本当に公平なものでもあり、その点はファンの方々に心から感謝している。僕らは良い試合になることを願っていたし、実際そうなった。良い試合の一員になれたときは、いつも良い気分なんだ」
「序盤、彼はおそらく少し緊張していたと思う。それは当然のことだ。だがその後は、良い試合になった。決定的な場面での経験は彼より少しだけ、いや、かなり多いけど(笑)、良い試合だったね」
勝利したシナーは準決勝で第21シードの
A・フィス(フランス)と対戦する。フィスは準々決勝で第11シードの
J・レヘチカ(チェコ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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