22歳で世界ランク1位の
C・アルカラス(スペイン)と24歳で同2位の
J・シナー(イタリア)を中心に若手の活躍が著しい男子テニス界。今回はその中で戦いを続けるベテラン選手を紹介する。
>>アルカラス、シナーら モンテカルロ・マスターズ組合せ<<日本勢では36歳で元世界ランク4位の
錦織圭が、現在は負傷に苦しみながら世界ランク491位からの復活を目指しているが、世界ランキングトップ100にはこの錦織と同世代となる35歳から37歳の選手が5名、それよりも上の年齢の選手が1名入っている。
1人目は37歳で世界ランク46位の
A・マナリノ(フランス)。マナリノはツアーで通算5勝をあげており、ハードコートや芝コートを得意としている。特に芝コートではマッチ73勝53敗と勝ち越している一方で、クレーコートは大の苦手としており、マッチ17勝62敗となっている。
2人目は37歳で世界ランク51位の
M・チリッチ(クロアチア)。チリッチは2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)決勝で錦織を下し四大大会を制覇。
R・フェデラー(スイス)らを破ったその圧倒的な強さから当時は“スーパーチリッチ”とも評された。ツアーでは通算21勝を誇り、2018年には世界ランク3位を記録している。
ハード、クレー、芝いずれのサーフェスでもタイトルを獲得しており、大きな弱点も無い。加齢とともに負傷もあるが、いまだにその強さは健在だ。
3人目は36歳で世界ランク76位の
M・トランジェリティ(アルゼンチン)。トランジェリティは他選手とは一線を画し、4月6日付の世界ランキングでキャリアで初めて世界ランクトップ100の壁を越えた選手となっている。
これまで地道にツアーを転戦してきたトランジェリティは、今月行われたハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250)に予選から出場し決勝に進出。ツアー大会で最高成績となる準優勝を飾ったことで、初のトップ100入りを果たした。36歳でのトップ100デビューはオープン化以降、史上最年長の記録となっている。
4人目は35歳で世界ランク78位の
J・シュトルフ(ドイツ)。シュトルフは単複で活躍をしてきた選手で、世界ランキングの自己最高位は単複ともに21位。ツアーではシングルスで1勝、ダブルスで4勝をあげている。
5人目は37歳で世界ランク85位の
R・バウティスタ=アグ(スペイン)。バウティスタ=アグはツアーで通算12勝をあげており、2019年には世界ランク9位を記録。その粘り強いプレースタイルで全てのサーフェスで活躍を続けている。
以上の5人がいわゆる錦織世代で世界ランクトップ100に入っている選手だが、これより上の年齢でトップ100に入っている選手が1人いる。38歳で世界ランク4位の
N・ジョコビッチ(セルビア)だ。
ジョコビッチはシングルスでツアー101勝を記録。長きにわたり圧倒的な成績をあげており、現在は出場大会を絞ってはいるものの、参戦すれば優勝候補の一角として常に上位に食い込んでくる。フェデラー、
R・ナダル(スペイン)、
A・マレー(イギリス)、ジョコビッチからなる21世紀のテニス界を席巻した“BIG4”と呼ばれる選手の中で唯一の現役選手となっている。
なお、現在はトップ100ではないが、錦織やジョコビッチらとともにかつてトップ10に君臨し活躍してきた41歳の
S・ワウリンカ(スイス)、39歳の
G・モンフィス(フランス)、35歳の
D・ゴファン(ベルギー)は今シーズンを最後に現役を引退することをすでに発表している。
30代後半でトップ100に入っている選手は6人と少なくなっているが、若手が台頭している中で活躍を続けるベテラン選手も応援していきたい。
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