来年1月2日に開幕するテニスの国別対抗戦ユナイテッドカップ(オーストラリア/パース、シドニー、ハード)は公式サイトにグループEで日本と対戦するイギリス代表監督の
T・ヘンマン(イギリス)のコメントを掲載。ヘンマンは今大会への意気込みを語った。
>>テニス365 運営メンバー募集中!<<同大会は来年1月2日から11日にかけて行われる男女混合の国別対抗戦。18ヵ国が3チームずつ6グループに分かれてラウンドロビン(総当たり戦)を行う。各対戦は男子シングルス1試合、女子シングルス1試合、混合ダブルス1試合の計3試合で争われ、各グループ1位の6ヵ国と2位チームの中で成績上位2チームの合計8ヵ国が準々決勝に進出する。
日本は同大会初出場。監督は
添田豪が務め、メンバーは男子で世界ランク100位の
望月慎太郎、同311位の
内山靖崇、女子で世界ランク16位の
大坂なおみ、同174位の
日比野菜緒となっている。
グループEに入った日本はパースで1月2日にギリシャ、4日にイギリスと対戦する。
ギリシャのメンバーは男子で世界ランク34位の
S・チチパス(ギリシャ)、同282位のS・サケラリディス(ギリシャ)、ダブルス世界ランク224位の
P・チチパス(ギリシャ)、女子で世界ランク52位の
M・サッカリ(ギリシャ)、同162位のD・パパミハイル(ギリシャ)、ダブルス世界ランク141位のS・サケラリディ(ギリシャ)。監督は選手でもあるペトロス・チチパスが務める。
イギリスのメンバーは男子で世界ランク10位の
J・ドレイパー(イギリス)、同126位の
B・ハリス(イギリス)、ダブルス世界ランク1位の
L・グラスプール(イギリス)、女子で世界ランク29位の
E・ラドゥカヌ(イギリス)、同275位の
K・スワン(イギリス)、ダブルス世界ランク26位の
O・ニコルス(イギリス)。監督はヘンマンが務める。
初戦で日本、第2戦でギリシャと対戦するイギリスの男女シングルスの1番手であるドレイパーとラドゥカヌはともに負傷明けで今大会に臨むこととなるが、大会のインタビューに答えたヘンマンは「勝ち進むチャンスは十分にある」と自信を覗かせた。
「初戦は日本と対戦する。みんながラドゥカヌと大坂に注目していると思う。2人とも全米オープンのチャンピオンで、ハードコートが大好き。過去にも対戦経験があり、初戦からトップ選手同士が対戦するということがこの大会の素晴らしさを改めて証明していると思う」
「翌日の夜、世界ランキングでトップ5に入ったことがあるチチパスとサッカリを擁するギリシャと対戦する。万全の準備を整え、自分たちのプレーに集中しなければならない。本当に楽しみだ」
「ランキングを見れば、非常に強いチームだと思う。それが僕にとって大きな喜びだ」
「選手層の厚さと強さが際立っているから、何が起こるかを予測するのは常に難しい。だから僕たちは良い仕事をして、コントロールできることはコントロールしようと努める。それはすべて準備とパフォーマンスにかかっている。もしそれがうまくいけば、勝ち進むチャンスは十分にあると確信している」
ヘンマンが日本戦の注目ポイントとして言及した大坂とラドゥカヌは、7月のムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、WTA500)2回戦で初めて顔を合わせており、このときはラドゥカヌが6-4, 6-2のストレートで勝利している。
全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の2018年と2020年の女王大坂と、2021年の女王ラドゥカヌの一戦に年始から熱い視線が注がれる。
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