男子テニスで世界ランク1位の
C・アルカラス(スペイン)は25日、27日に開幕するロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)の会見に登場。自身の身体の状態について言及し、「今年は去年と全然違う」と語った。
>>テニス365 運営メンバー募集中!<<22歳のアルカラスは、9月30日まで行われた木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2025(日本/東京、ハード、ATP500)に初出場。1回戦では足首を負傷し状態が心配されたが勝ち進むと、最後は
T・フリッツ(アメリカ)を下し初優勝を飾った。
その後、「休養と回復が必要」と明かし、今月のロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)を欠場する決断を下したアルカラスだったが、ロレックス・パリ・マスターズで約1ヵ月ぶりにツアー大会に復帰する。
なお、アルカラスが同大会に出場するのは5年連続5度目。最高成績は2022年のベスト8となっている。
そしてこの日、会見に登場したアルカラスは自身の身体の状態について、「上海を欠場したくなかったのは当然。本当に大事な大会だから。でも体を治す必要があった。連続で別の大会に出る準備ができていなかったので、1度家に戻って足首を回復させ、今の時期に向けていい状態にしておきたかった」と説明。
続けて、「過去1、2年を見ても、この時期にフレッシュな状態で来れていなかった。だから今回は体調管理や練習により注意を払ってきた。今は体の調子も良く、ボールもよく打てている。今年は去年と全然違う。大きな違いで、すごくいいと思う」と前向きに語った。
さらに、「コート速度は去年よりかなり遅いけど、ラリーやポイントがしっかり見えるいい速さだと思う。僕は遅いコートのほうが好きで、この大会は成績では最高ではないけど、ここでプレーするのは大好き。室内でプレーするのはあまり慣れていないけど、年々慣れてきている。今年は去年よりも先に進めるといいな。室内が苦手というわけではないけど、他の選手のほうが室内では上手いのは事実。練習や試合でいいテニスはできているけど、室内で自分よりずっと上手い選手と当たると準備が必要。それでも室内でもいいテニスができると思っている」と明かした。
なお、第1シードとして今大会に臨むアルカラスは初戦の2回戦で、世界ランク35位の
C・ノリー(イギリス)と同43位の
S・バエス(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
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