女子テニスのグアダラハラ・オープン・アクロン（メキシコ/グアダラハラ、ハード、WTA500）は日本時間１５日（現地１４日）、シングルス決勝が行われ、世界ランク７３位のＩ・ヨビッチ（アメリカ）が同８６位のＥ・アランゴ（コロンビア）を6-4, 6-1のストレートで下しツアー初優勝をWTA500の大会で成し遂げるとともに、今季最年少のツアー優勝者となった。

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１７歳のヨビッチは今大会、１回戦で世界ランク１２０位のＫ・カワ（ポーランド）、２回戦で第８シードのＣ・オソリオ（コロンビア）、準々決勝で予選勝者で同１２３位のＶ・カシンツェバ（アンドラ）を下し４強入りすると、準決勝ではワイルドカード（主催者推薦）で出場した同２２８位のＮ・バルトゥンコワ（チェコ）を6-3, 6-7 (5-7), 6-3のフルセットの激闘の末に下し、ツアー大会で初の決勝進出をWTA500の大会で果たした。

一方、２４歳のアランゴは準決勝で同８３位のＥ・ジャクモ（フランス）を下しての勝ち上がり。

決勝の第１セット、ヨビッチは２度ブレークを許したものの、自身は３度のブレークに成功して先行。第２セットではリターンから積極的に攻めて主導権を握り、相手にサービスキープを１度も許さず勝利。WTA500大会でツアー初優勝を果たした。

１７歳２８３日で優勝を飾ったヨビッチは、Ｍ・アンドレーワが２月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権（アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000）で１７歳２９９日で優勝した記録を抜き、今季最年少のツアー優勝者となった。

さらに、ヨビッチは次回更新される世界ランキングで、自身初のトップ５０入りを果たす見込みとなっている。

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