男子テニスのマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)は27日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク83位の
C・ムーテ(フランス)が第3シードの
A・ミケルセン(アメリカ)を6-4, 7-6 (7-3)のストレートで破り、ツアー大会で約5年半ぶりの決勝進出を果たした。
>>PR 6/30(月)開幕「ウィンブルドンテニス」WOWOWで連日生中継!<<>>西岡 良仁、望月 慎太郎ら ウィンブルドン組合せ<<>>大坂 なおみvsギブソン 1ポイント速報<<26歳のムーテが同大会に出場するのは2年ぶり3度目。最高成績は2023年のベスト8となっていた。
今大会は1回戦で世界ランク52位の
P・マルティネス(スペイン)、2回戦で第8シードの
D・アルトマイヤー(ドイツ)、準々決勝で同67位の
L・ティエン(アメリカ)を下し準決勝に駒を進めた。
20歳で世界ランク33位のミケルセンとの顔合わせとなった準決勝、ムーテはファーストサービス時に69パーセントの確率でポイントを獲得。相手に2度のブレークは許したものの、自身は3度のブレークに成功する。試合を通じて26本のウィナーを決めたムーテは、最後はタイブレークを制し1時間55分で決勝進出を果たした。
スライスショットを多用し、アンダーサーブを繰り出すこともあるプレースタイルから男子プロテニス協会のATPに「魔法使い」と称されているムーテ。他方、ラケットを破壊したり、審判や相手選手と口論することもしばしばあるムーテは、ツアーきっての曲者でもある。
そのムーテがツアー大会で決勝に進出するのは2020年1月のカタール・エクソン・モービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)以来、約5年5ヵ月ぶり2度目。同大会では準優勝となっているため、今大会では初のツアー優勝を狙う。
ムーテは決勝で第4シードの
T・フリークスポール(オランダ)と対戦する。フリークスポールは準決勝で第2シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を下しての勝ち上がり。
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