テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は5月31日、男子シングルス3回戦が行われ、世界ランク34位の
J・レヘチカ(チェコ)は、第1シードの
J・シナー(イタリア)に0-6, 1-6, 2-6のストレートで敗れ3回戦で敗退した。完敗となったレヘチカは会見で、試合後に相手のコーチに慰められたと明かした。
>>ジョコビッチ、シナー、アルカラスら 全仏OP組合せ<<23歳のレヘチカが同大会に出場するのは2年ぶり3度目。最高成績は2023年の2回戦進出となっていた。
今大会は1回戦で世界ランク60位の
J・トンプソン(オーストラリア)、2回戦で第26シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を下して3回戦に駒を進めた。
一方、23歳で世界ランク1位のシナーが同大会に出場するのは6年連続6度目。最高成績は昨年のベスト4となっている。
迎えた3回戦、第1セットから圧倒されたレヘチカは3度のブレークを奪われ先行される。
第2セットでもレヘチカはさらに2度のブレークを許し5ゲームを連取される。第6ゲームでこの日初めてサービスキープをするが、このセットも奪われ2セットダウンとなる。
第3セットでもシナーに攻め込まれ、レヘチカは第1ゲームでブレークを許す。その後は2度のサービスキープで食らいつくも、第7ゲームで再びブレークを奪われ1時間34分で3回戦敗退となった。
完敗となったレヘチカは会見でシナーのコーチに慰められたと明かした。
「少なくとも1ゲーム取れてとても嬉しいよ。ヤニック(シナー)のプレー、ゲームへのアプローチ、そしてコート上で僕が圧倒されたほぼ全てのことを考えると、この(獲得した)3ゲームは僕にとって大きな成功だったと思う」
「彼はただ信じられないほどの試合をした。今日の僕のプレーは、コンディションも相まってそれほど力強くないように思えた」
「今日は完敗だった。彼の方が全てにおいて優れていた。彼は世界ランキング1位だ。もし僕が予選勝者にこんな試合で負けたら、もっと腹が立つだろう」
「彼のコーチでさえ試合後に僕のところに来て、ヤニックは今日とても良いプレーをしていたと言ってくれた。そういうことだよ。クレーコートでのローラン・ギャロスで2勝できて、3回戦を戦えて、本当に良かった。良い大会だった」
なお、勝利したシナーは4回戦で第17シードの
A・ルブレフと対戦する。ルブレフは3回戦で第14シードの
A・フィス(フランス)と対戦予定だったが、フィスが試合前に棄権し4回戦に駒を進めた。
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