男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は16日、シングルス準決勝が行われ、第8シードの
L・ムセッティ(イタリア)は第3シードの
C・アルカラス(スペイン)に3-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗れ準決勝敗退となり、決勝進出とはならなかった。この試合でムセッティは2度のコードバイオレーションを受けポイントペナルティを受けている。
>>PR 5/25(日)開幕「全仏オープンテニス」WOWOWで連日生中継!<<>>【動画】ラケット破壊直後に第1セットを失ったムセッティ<<>>錦織 圭vsティエン 1ポイント速報<<>>シナー、アルカラスら BNLイタリア国際組合せ<<23歳で世界ランク9位のムセッティが同大会に出場するのは3年連続5度目。これまでは16強が最高成績となっていたが、今大会は初戦の2回戦で予選勝者で同130位の
O・ヴィルタネン(フィンランド)、3回戦で第28シードの
B・ナカシマ(アメリカ)、4回戦で第10シードの
D・メドベージェフ、準々決勝で第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を下し準決勝に駒を進めた。
22歳で世界ランク3位のアルカラスとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、ムセッティはゲームカウント3-5とリードされ自身のサービスゲームとなった第9ゲームを迎える。ムセッティはこのゲームのデュースの場面でフォアハンドをミスしラケットを破壊。1度目のコードバイオレーションで警告を受ける。その次のポイントでもフォアハンドをミスしたムセッティはブレークを許し第1セットを落とす。
続く第2セット、ムセッティは1ブレークアップとするも第8ゲームでブレークバックを許す。ここでムセッティは苛立ちからボールを観客席に打ち込み2度目のコードバイオレーションでポイントペナルティを受けた。これにより第9ゲームはアルカラスが15-0から開始しキープした。その後は両者ともに相手にブレークを与えず試合が進み、このセットはタイブレークに突入する。このタイブレークでムセッティは4度のミニブレークを奪われ2時間3分で力尽きた。
勝利したアルカラスは決勝で第1シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準決勝で第11シードの
T・ポール(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
【テニス365チャンネル】ボレーが安定!秘密兵器を忖度無し検証
■関連ニュース
・大坂 なおみ撃破、死闘制し嘔吐・錦織 圭ら 全仏OP出場選手一覧・大ベテラン2名、全仏OP出場決定■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング