男子テニスで世界ランク9位の
A・デ ミノー(オーストラリア)とダブルスで同13位の
M・エブデン(オーストラリア)が9日、オーストラリアテニス協会が発表する同国最優秀テニス選手に贈られるニューカム・メダルの共同受賞者に選ばれた。
>>テニス365運営メンバー募集中<<2018年と2023年に受賞している25歳のデ ミノーは今回が3度目の受賞。デ ミノーは今年、自己最高の世界ランク6位を記録。2度のタイトルを獲得し、グランドスラムでは3大会連続で8強入りを果たした。またオーストラリアのシングルス選手としては20年ぶりとなる最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)出場を果たした。
37歳のエブデンは今回が5度目のノミネートで初の受賞となった。全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で優勝を飾るとダブルスでの世界ランク1位を記録。マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)でタイトルを獲得すると、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では4強入りを果たした。そして
J・ピアース(オーストラリア)と組んだパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)で金メダルを獲得。「夢の年」と呼んだこの年を締めくくった。
オーストラリアテニス協会は公式サイトでデ ミノーとエブデンのコメントをそれぞれ掲載している。
デ ミノー:「ニューカム・メダルを再び受賞できたことをとても誇りに思い、嬉しく思う。そしてマット(エブデン)ともそれを分かち合うことができて、どれほど感謝しているかを言いたい。今年はオーストラリアのテニス界にとって素晴らしい年であり、その一員になれることを本当に嬉しく思う。今年素晴らしいことを成し遂げたマットと彼のチームを祝福したい。オリンピックの金メダルはハイライトであり、今夜の他の候補者全員も同様だった。テニス・オーストラリア、
J・ニューコム(オーストラリア)、そしてこれを可能にしてくれた全ての人に感謝したい。 2025年がより良い年になるよう、みんなで戦おう」
エブデン:「まずアレックス(デ ミノー)におめでとう。彼がシングルスでトップ10に入るのは信じられないほどの努力だ。おそらく他の選手と同じように、
J・トンプソン(オーストラリア)もこの賞に値すると思う。ダブルスのパートナー、ピアースなしではここにいることはできなかった。赤ちゃんを連れて2年間一緒に旅をした妻、12年間一緒に旅をしてくれたコーチ、メンター、アドバイスをくれた全ての人、デビスカップのキャプテン、皆さんなしでは僕はここにいないだろう。それはオーストラリアのもののようだ。アレックスが言ったように、ほぼすべての候補者がこの賞を受賞するに値すると思う。この賞を受賞できたことを本当に光栄に思うし、誇りに思う。ありがとう。僕たちにはもう一つ、オーストラリア代表としてデビスカップを優勝するという本当に大きな目標があるから、来年もそれに向かって突き進んでいきたい」
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