総合テニス専門サイト「テニス365」は2024年で創業から20周年を迎えた。今回、20周年を記念した特別企画として「総選挙!みんなで選ぼう!思い出の試合」を開催。11月に行ったアンケートをもとに、テニスファンが選ぶ思い出の試合が決まる。選挙結果は12月4日~26日にかけてランキング形式で発表されていく。
>>【動画】2022年レーバーカップ、フェデラー/ナダルvsソック/ティアフォー<<>>【総選挙!みんなで選ぼう!思い出の試合】ランキング一覧はこちら<<>>テニス365運営メンバー募集中<<第15位に選ばれたのは2022年のレーバーカップから
R・フェデラー(スイス)/
R・ナダル(スペイン)vs
J・ソック(アメリカ)/
F・ティアフォー(アメリカ)のダブルスの試合。
この試合は元世界ランク1位で四大大会20勝を誇るフェデラーの現役最後の試合として位置づけられ、世界中でファンが見守った。
自身が発起人の1人となったレーバーカップを引退試合に選んだフェデラーはダブルスにナダルとともに出場。相手はソックとティアフォーのペアとなった。レーバーカップはチーム・ヨーロッパとチーム・ワールドに別れ戦う団体戦で、フェデラーの最後の大会ということもあり、チーム・ヨーロッパにはナダルのほかに
N・ジョコビッチ(セルビア)や
A・マレー(イギリス)も集結。“ビッグ4”が同じチームで戦う夢の数日間となった。
大歓声で包まれたフェデラーの引退試合。スコアや勝敗よりも、その1つ1つのプレーに対し歓声があがったが、試合は6-4, 6-7 (2-7), [9-11]の逆転で敗れ敗北。敗れたものの、フェデラーとナダルは満足感に満ちあふれており、試合後には涙を浮かべた。
試合後のセレモニーでフェデラーは「ここにいるのは素晴らしい気分だし、もう一度コートでプレーするのも楽しめたよ。すべてが最後だった。試合も最高だったし、これ以上ないくらい幸せだよ。素晴らしかった」と語った。
「ラファと同じチームでプレーし、(これまで)沢山のレジェンドたちと一緒にプレーできたことに感謝している。僕には世界中を一緒に旅してきた仲間がいる。長い間、一緒にやってきたみんなに感謝しているよ」
「僕にとっては祝杯のようなもの。最後にこういう気持ちになりたかったし、まさに希望通りだ。本当ありがとう」
フェデラーの引退を皮切りに、2024年シーズンにはマレー、そしてナダルが現役を引退。“ビッグ4”で残るのはジョコビッチのみとなった。
この試合に投票したアンケートには「テニスの一つの時代が終わったことを感じた。フェデラーとナダルの友情に感動した」などのコメントがある。
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