国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

引退ティームへ 錦織ら7選手メッセージ

ドミニク・ティーム
ドミニク・ティーム
画像提供: ゲッティイメージズ
現在開催中の男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)で現役を引退する元世界ランク3位のD・ティーム(オーストリア)に対しての特集記事が21日に男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載。世界ランク141位の錦織圭や同1位のJ・シナー(イタリア)、同9位のG・ディミトロフ(ブルガリア)らトップ選手からのメッセージがつづられている。

>>錦織 圭vsドレイパー 1ポイント速報<<

>>錦織 圭、ティーム、ズベレフら エルステ・バンクOP組合せ<<

31歳のティームはツアー17勝をあげており、2020年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)ではA・ズベレフ(ドイツ)を下し優勝を経験。世界ランクは最高3位を記録しトップ選手として君臨し続けていた。

しかし、2021年6月のマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)で右手首を負傷し途中棄権するとキャリアが暗転。リハビリを行いつつシーズンを終了させると、翌2022年に復帰を果たしたが、その後は勝ち星に恵まれず、今年、母国オーストリアのエルステ・バンク・オープンでの引退を表明した。

ATPは21日、トップ選手たちのティームに対する評価やメッセージを掲載した。

M・ベレッティーニ(イタリア):「彼は完璧だった。彼はすべてを持っていた。バックハンドも、フォアハンドも、サーブも、よく動き、必死に戦っていた。彼と初めて対戦したのは2018年のローラン・ギャロスだった。クレーコートでは、3セット目から強さを感じることができた。インテンシティは本当に高かったし、彼はいつまでもフレッシュだった。それが彼の強さだった...。コートに持ち込むエネルギーが特別だったから、彼は本当にいつも尊敬していた人なんだ」

A・デ ミノー(オーストラリア):「フィジカルが際立っていたね。通常、片手バックハンドの人は、あれほど重く、重量のあるボールを打つのに苦労するものだけど、彼にはそのような問題はなかった。彼はそのために懸命に努力していたんだ。その激しさはいつもそこにあったし、彼はいつも信じられないような人間でありアスリートだった。僕はいつまでも彼を尊敬するよ」

G・ディミトロフ:「僕にとってドミは特別な選手だった。彼の成績やプレーぶり、そして片手バックハンドという共通点もあって、自分のプレー面を向上させるための良い挑戦だった。特にクレーコートでは、いいプレーをするために自分を追い込むことができた。互いに何度も対戦したしね。彼の成功を祈っているよ。彼は素晴らしい人だ。とても謙虚で優しくて、いい思い出を一緒に作れたんだ」

T・フリッツ(アメリカ):「彼はビッグネームに挑戦し始めた最初の選手の1人だったように思う。ノヴァーク(ジョコビッチ)、ラファ(ナダル)、フェデラー、そしてアンディ(マレー)が無敵だった時代にプレーしていた。彼は信じられないほど素晴らしいボールを打つんだ。クレーコートではいつも信じられないようなボールを打っていたけれど、最後のほう(けがをする前)はどのサーフェスでも信じられないようなボールを打つようになった。彼がやっていることを若手選手として見るのは、とてもエキサイティングなことだったよ」

J・シナー:「ドミニクとは公式戦で対戦したことはないけれど、人間として、人として彼は素晴らしかった。僕が何位であろうと、どれだけ若かろうと、彼はいつも挨拶をしてくれたし、会話もした。彼はいつもロッカールームや食堂に超ポジティブなエネルギーをもたらしてくれた。選手たちはみんな彼を恋しく思うだろう」

C・アルカラス(スペイン):「彼のプレーをよく見る機会があった。彼とは何度かトーナメントを共にしたね。2020年にリオデジャネイロで初めてATPツアーに出場したとき、彼と練習する機会があったんだ。すごく興奮したよ。彼がビッグプレーヤーを倒し、ビッグトーナメントで優勝するのを見たんだ。彼は本当に素晴らしいキャリアを持っていた。僕の弟はテニスをしていて、ティームの大ファンだったんだ。僕のラケットではなく、ティームのラケットでプレーしていたくらいだからね(笑)。だからいつもドミニクの試合を見ていて、弟からよく『ドミニク・ティームみたいにプレーしたい。彼のように、同じラケットで、同じスタイルでプレーしたい』って言われた。僕の家族のなかでは、ドミニクは本当に高く評価されているんだ」

錦織圭:「彼のテニス、特にバックハンドと精神的なタフネスを見るのはいつも楽しかったです。彼はグラウンドストロークがとてもパワフルでした。今ではめったに見られないと思います。彼は美しいバックハンドを持っていて、それを持つ人はあまりいないから。彼を失うのは悲しいけど、ホームのウィーンで最後のプレーを楽しんでほしいです」

エルステ・バンク・オープン1回戦では世界ランク42位のL・ダルデリ(イタリア)と対戦する。この試合の勝者は2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場する同141位の錦織と第7シードで同18位のJ・ドレイパー(イギリス)のどちらかと顔を合わせる。


【ディアドラ】スウェット・ジャージ
■公式オンラインストアで発売中>


■関連ニュース

・伊藤 竜馬引退、錦織 圭ら集結
・衝撃のミス!選手も審判も気づかず
・審判に暴言を謝罪「許されない行為」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2024年10月22日9時15分)

その他のニュース

9月19日

ボルグ がん闘病を初告白 (13時47分)

世界6位 負傷でジャパンOP欠場 (11時31分)

BJK杯 4強出揃う (10時54分)

予選勝者が前年王者チリッチ撃破 (9時59分)

負傷の元世界6位 復帰戦は黒星 (9時00分)

錦織圭元コーチの陣営入り 正式発表 (8時30分)

杉山愛監督「厳しい戦いだった」 (7時50分)

9月18日

日本 イギリスに完敗で4強ならず (22時07分)

【1ポイント速報】日本vsイギリス BJK杯 準々決勝 (20時40分)

日本崖っぷち 柴原瑛菜敗れる (20時27分)

望月慎太郎ら ジャパンOP出場決定 (19時37分)

ダニエル太郎 今季ツアー初白星 (17時39分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsウォン (16時11分)

二宮真琴ペア 強豪に屈し初戦敗退 (11時10分)

復帰後初白星で前年王者が初戦突破 (10時06分)

世界304位 第5シード破る番狂わせ (9時07分)

9月17日

ダニエル太郎 3年連続本戦入り (16時20分)

フォンセカ、フェデラーと緊張の初対面 (15時39分)

柚木武 元世界1位と複出場へ (14時44分)

エナン、日本開催Jr大会アンバサダーに (13時47分)

ジョコ 異競技の“超人”を称賛 (11時14分)

差別騒動の米選手 立場逆転で非難殺到 (9時34分)

40歳ワウリンカ 17歳新星に貫禄勝ち (8時15分)

9月16日

ダニエル太郎 シード撃破し本戦王手 (18時40分)

坂本怜 元世界16位に屈し予選敗退 (18時23分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎・坂本怜 予選1回戦 (14時00分)

大坂なおみ 3大会連続出場へ (13時49分)

全仏OP4強の22歳 ハードで初白星 (12時27分)

19歳大活躍 チチパスら撃破 (10時50分)

加藤未唯 今季20度目の初戦敗退 (8時06分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!