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錦織圭 引退ナダルに「寂しい」

錦織圭
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画像提供: tennis365.net
男子テニスで元世界ランク4位の錦織圭は15日、第一生命相娯園テニスコートで男女シングルスの優勝者には2025年の全仏オープンジュニア・本戦ワイルドカードが授与される「ローランギャロス・ジュニア・シリーズ by ルノー」のアジアシリーズのオープニング・セレモニーに登場。今月10日に今季での現役引退を表明した元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)について「寂しい思いはやっぱりあります」と言及した。

同大会には2025年の本大会出場時点で17歳以下の選手が出場する。トーナメント・アンバサダーには錦織が就任し、全仏オープンジュニアを目指す子どもたちのチャンスと経験の場をサポート。大会初日の16日にはジュニア選手へのアドバイスも行う。

この日、プルマン東京田町ホテルで行われたオープニング・セレモニーには錦織とスペシャルゲストの松岡修造氏らが登場した。

会場で行われた囲み取材で錦織は今月10日に11月19日に開幕する国別対抗戦 デビスカップファイナルズ ファイナル8(スペイン/マラガ、室内ハード)をもって現役を引退すると発表したナダルについて言及した。

「クレーといえばナダルなので、寂しい思いはやっぱりあります。フェデラー、マレーに続いて、あとジョコくらいになったので。最後こういう形で、怪我をしそうなプレーをずっとしてはいたので、それくらい過酷だったんだなって特に最後らへんを見ると思います。それでもファイトして最後戦う姿は目に焼き付けたいと思います」

ナダルはR・フェデラー(スイス)N・ジョコビッチ(セルビア)A・マレー(イギリス)とともにBIG4と呼ばれテニス界を牽引。フェデラーは2022年に、マレーは今年のパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)で現役を退いており、これでBIG4では3人目の引退となる。

ナダルは四大大会の1つである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で14度の優勝を誇るなど、「赤土の王者」として世界ランク1位に君臨。四大大会では通算22勝をあげている。

錦織とナダルは過去14度対戦しており、対戦成績は錦織から2勝12敗。全仏オープンでは2013年の4回戦と2019年の準々決勝で2度対戦しており、いずれもナダルがストレートで勝利している。


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