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伊藤竜馬、最後の全日本で4強

伊藤竜馬
4強入りを決めた伊藤
画像提供: tennis365.net
日本テニスの頂点を争う大会、三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権 99th(東京/有明、ハード)は11日、男子シングルス準々決勝が行われ、今大会での現役引退を表明している伊藤竜馬(興洋海運)が第2シードの松田龍樹(ノア・インドアステージ)を6-4, 6-3のストレートで破り、ベスト4進出を果たした。

>>全日本テニス選手権99th 男子シングルス組合せ<<

>>全日本テニス選手権99th 女子シングルス組合せ<<

全日本テニス選手権 99thは予選が2日から4日まで行われ、本戦が4日に開幕。大会最終日は13日を予定しており、東京の有明テニスの森公園で行われている。

本戦8日目の11日は男子シングルス準々決勝と男子ダブルス準決勝が開催。ベスト4と決勝カードが決定した。

36歳の伊藤は2006年にプロに転向。日本男子テニスの第一線で活躍し、ツアー大会や国別対抗戦のデビスカップで日本代表として活躍した。世界ランキングでは2012年10月に自己最高位となる60位を記録。これはオープン化以降、日本男子歴代7位の記録となる。

四大大会では全大会で本戦出場を果たし、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では2回戦に進出した。

その伊藤は今年4月に今季での現役引退を表明。その後、今大会を現役最後の大会とすることを発表した。

3試合に勝利し準々決勝に駒を進めた伊藤は第1セット、第4ゲームでブレークチャンスを掴むと、最後はリターンエースを決めブレークに成功。直後の第5ゲームでブレークバックを許すも、第8ゲームでは再びチャンスの場面でリターンエースを叩き込み先行した。伊藤はサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームをキープできずにいたが、続く第10ゲームでこのセット3度目のブレークに成功し先行した。

第2セット、勢いに乗りたい伊藤は第1セットでブレークを許すも、すぐさま第2ゲームでブレークバックに成功すると、続く第4ゲームでもブレーク。最後は豪快なスマッシュを決めストレート勝ちをおさめた。

【11日に行われた男子シングルス準々決勝の結果と準決勝の組み合わせ】
※[]内はシード順

<準々決勝結果>
[5]田口涼太郎(Team REC) 6-4, 7-5 [1]白石光(SBC メディカルグループ)
[4]今村昌倫(JCRファーマ) 6-2, 6-2 [6]熊坂拓哉(イカイ)
[3]磯村志(やすいそ庭球部) 4-6, 6-4, 6-4 [8]片山翔(伊予銀行)
伊藤竜馬(興洋海運) 6-4, 6-3 [2]松田龍樹(ノア・インドアステージ)

<準決勝組み合わせ>
田口涼太郎 vs 今村昌倫
磯村志 vs 伊藤竜馬

【11日に行われた男子ダブルス準決勝と決勝の組み合わせ】
※[]内はシード順

<準決勝結果>
[1]柚木武 (イカイ)/渡邉聖太 (橋本総業ホールディングス) 6-3, 3-6, [10-8] [3]今村倫 (JCRファーマ)/市川泰誠(ノア・インドアステージ)

上杉海斗(江崎グリコ)/ 野口政勝(ONE DROP)7-6 (7-4), 7-6 (7-4)[4]中川舜祐(伊予銀行)/楠原悠介(伊予銀行)

<決勝組み合わせ>
[1]柚木武/渡邉聖太 vs 上杉海斗/野口政勝


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(2024年10月11日21時51分)

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