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「人生最高のパッシング」を有明で放ち決勝へ

アルトゥール・フィス
準決勝でのフィス
画像提供: tennis365.net
男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/東京、ハード、ATP500)は30日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク24位のA・フィス(フランス)が第6シードのH・ルーネ(デンマーク)を7-6 (10-8), 7-6 (12-10)のストレートで破り、大会初出場での決勝進出を果たした。試合後のオンコートインタビューではマッチポイントで放ったショットを「人生最高のパッシングだった」とコメントした。

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ともにジャパン・オープン初出場となった両者。20歳のフィスは今大会、1回戦で第1シードのT・フリッツ(アメリカ)を破り初戦を突破。2回戦は世界ランク45位のM・ベレッティーニ(イタリア)の途中棄権により準々決勝に進むと、準々決勝では第8シードで昨年王者のB・シェルトン(アメリカ)を下し4強入りを決めた。

この試合は拮抗したサービスとストロークの打ち合いとなるなか、フィスは大接戦となった2度のタイブレークを制し、2セットながら2時間23分と長丁場に及んだ激闘を制した。マッチポイントでは手に汗握る攻防から、最後はフィスがフォアハンドのパッシングショットでネットに詰めたルーネの脇を抜いた。勝負が決した直後にフィスはコートに寝そべり、ルーネとの握手のあとは足がつったような状態になりながらも、激闘を見届けた有明コロシアムのファンに対し、以下のように語った。

「人生で最高のパッシングだったね。クレイジーだった。狙って打って、ラケットからいい感じで出ていった。すごい1本だった。パッシングに行ったときは太ももに痙攣が起きて、自分にこう言ったんだ『僕はこれに勝たないといけないんだ』ってね」

フィスは決勝で世界ランク19位のU・アンベール(フランス)と対戦する。アンベールは準決勝で同34位のT・マハーチ(チェコ)を6-3, 3-6, 6-2のフルセットで破り、大会初出場での決勝進出を決めている。

アンベールとフィスは今年のパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)のダブルスでフランス代表としてともにプレー。その両者が今度はシングルスで、東京の地で決勝を戦うことになった。

決勝に向けてフィスは「今のところ、僕は彼に勝ったことがないから、アンダードッグとしてコートに立つつもりだよ。特に決勝という舞台では、そのポジションの方が好きなんだ。だから、明日どうなるか見てみよう」と語っている。

ジャパン・オープン決勝は10月1日の19時に開始予定だ。

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