アルカラス五輪初出場で初戦突破

パリ五輪で初戦突破したアルカラス

画像提供：ゲッティイメージズ

パリオリンピック（フランス/パリ、レッドクレー）は２７日、テニス競技の男子シングルス１回戦が行われ、第２シードのＣ・アルカラス（スペイン）が世界ランク２７５位のＨ・ハビブ（レバノン）を6-3, 6-1のストレートで破り、オリンピック初白星を飾ると共に初戦突破を果たした。

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世界ランク３位で２１歳のアルカラスは今季、３月のBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）で優勝すると全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）を初制覇。さらに今月のウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）で２連覇を達成した。

初のオリンピック出場となったアルカラスはこの日の第１セット、第１ゲームで１度のブレークポイントを凌ぐと直後の第２ゲームでブレークに成功。その後のサービスゲームではわずか２ポイントしか与えないプレーを披露し先行する。

続く第２セット、アルカラスは勢いのままに第１ゲームでブレークに成功。第４ゲームでは15-40とされるも３度のブレークポイントを凌ぎキープするとその後、さらに２度のブレークを奪い、１時間１０分で勝利した。

勝利したアルカラスは２回戦で世界ランク２７位のＴ・フリークスポール（オランダ）と同４４位のＣ・ノリー（イギリス）の勝者と対戦する。

また、競技開始となった２７日には男女シングルス１回戦、男女ダブルス１回戦が組まれているが、雨天により外コートの試合が行えず。屋根が付いているセンターコートのフィリップシャトリエ、スザンヌ・ランランコートのみで試合が行われている。

なお、アルカラスは今大会、３８歳で四大大会２２勝を誇るＲ・ナダル（スペイン）とペアを組みダブルスへの出場も予定。２７日に行われるダブルス１回戦で第６シードのＭ・ゴンザレス（アルゼンチン）/ Ａ・モルテニ（アルゼンチン）組と対戦する。