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驚異 わずか40分、失ポイント10で8強

シフィオンテク
勝利したシフィオンテク
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は2日、女子シングルス4回戦が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク41位のA・ポタポヴァを6-0, 6-0のストレートで下し、5年連続5度目のベスト8進出を果たした。試合時間はわずか40分で、シフィオンテクは10ポイントしか失わない圧巻の勝利となった。

>>【動画】わずか40分!圧巻の強さシフィオンテク 勝利の瞬間<<

>>シフィオンテク、サバレンカら全仏OP組合せ<<

23歳で世界ランク1位のシフィオンテクが同大会に出場するのは6年連続6度目。2020年・2022年・2023年に優勝を飾っており、今大会では3連覇と4度目の優勝を狙っている。

今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク148位のL・ジャンジャン(フランス)、2回戦で同134位の大坂なおみ、3回戦で同42位のM・ブズコバ(チェコ)を下し4回戦に駒を進めた。

この日の4回戦、シフィオンテクは圧巻のプレーを披露。13本のウィナーに対しアンフォーストエラーを3本に抑えると、サービスゲームでは3ポイント、リターンゲームでは7ポイントしか失わず、わずか40分でダブルベーグル(6-0, 6-0)を達成した。トータルポイントはポタポヴァが10ポイントに対し、シフィオンテクは48ポイントだった。

なお、昨年も全仏オープンの3回戦でダブルベーグルを達成しているシフィオンテク。全仏オープンで2年連続でダブルベーグルを達成するのは、オープン化以降G・サバティーニ(アルゼンチン)M・ピアース(フランス)に次ぐ史上3人目の快挙となった。

テニスの試合としては異例ともいえるスピード勝利となったシフィオンテクは試合後のオンコートインタビューで「私は本当に集中していて、ゾーンに入ってた」と試合を振り返った。

勝利したシフィオンテクは準々決勝で第5シードのM・ボンドロウソワ(チェコ)と対戦する。ボンドロウソワは4回戦で予選勝者で世界ランク125位のO・ダニロヴィッチ(セルビア)を下しての勝ち上がり。

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