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元全豪Jr王者 八百長から復帰後初白星

オリバー・アンダーソン
2016年の全豪Jrを制したアンダーソン
画像提供: ゲッティイメージズ
2016年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ジュニアの男子シングルスで優勝を飾った元世界ランク639位のO・アンダーソン(オーストラリア)は3日、ツアーの下部大会であるM25 ハラパ(メキシコ/ハラパ、ハード、ITF)に出場し、2017年2月に八百長疑惑で出場停止になって以降 約7年ぶりに本戦で初白星を飾った。

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2016年の全豪オープンジュニアで当時18歳のアンダーソンはU・アンベール(フランス)M・パーセル(オーストラリア)らを下し決勝進出。最後はJ・カリモフ(ウズベキスタン)を6-2, 1-6, 6-1のフルセットで下しタイトルを掲げた。

しかし、2017年2月にテニスの不正を監視することを目的とした機関、ITIA(国際テニス インテグリティ・エージェンシー)に八百長の疑いをかけられ活動停止処分が下される。実際、同年5月にオーストラリアで行われた裁判で八百長容疑を認めており、罰金と19か月の出場停止処分が決定した。

その後、20歳でキャリア再開可能となったアンダーソンだが、度重なるケガもあり引退を表明。それでも今年3月のITF大会で復帰。同大会では予選決勝で敗れたものの、今回のM25 ハラパでは予選を勝ち抜き本戦入りし8強に駒を進めた。

そして現在はM15 ビヤエルモサ(メキシコ/ビヤエルモサ、ハード、ITF)に出場。この大会でも予選を勝ち上がると初戦で23歳のJ・ロス(アメリカ)を6-1, 6-2のストレートで下し初戦突破を決めている。


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