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ジョコ 四大大会歴代最多T24勝に王手

ジョコビッチ
勝利したジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は8日に男子シングルス準決勝が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク47位のB・シェルトン(アメリカ)を6-3, 6-2, 7-6 (7-4)のストレートで下し決勝進出を果たすとともに、四大大会のシングルスで男女を通じ歴代最多タイとなる24勝目に王手をかけた。

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現在四大大会のシングルスで23勝を挙げている36歳のジョコビッチ。今大会は女子テニスで元世界ランク1位のM・コート(オーストラリア)の記録に並ぶ四大大会のシングルスで歴代最多タイとなる24勝目を狙っている。

全米オープンで3度の優勝を飾っているジョコビッチは今大会、1回戦で世界ランク84位のA・ミュレール(フランス)、2回戦で同76位のB・ミラリェス(スペイン)、3回戦で第32シードのL・ジェレ(セルビア)、4回戦で予選勝者で同105位のB・ゴヨ(クロアチア)、準々決勝で第9シードのT・フリッツ(アメリカ)を下し4強入りを決めた。

準決勝の第1セット、ジョコビッチはファーストサービス時に89パーセントの確率でポイントを獲得しシェルトンにブレークを許さず、リターンゲームでは第6ゲームでブレークを果たし先行する。

続く第2セット、ジョコビッチはシェルトンのミスを引き出しつつ安定したプレーを終始展開し、2度のブレークに成功。2セットアップとし勝利まであと1セットとする。

第3セット、第1ゲームで先にブレークを奪ったのはジョコビッチだったが、観客の大声援を受けるシェルトンが勢いに乗り始め第8ゲームでジョコビッチはブレークバックを許す。さらに第11ゲームで再度ブレークを果たしたジョコビッチだったが、第12ゲームでマッチポイントを逃し再びブレークバックを許す。それでも最後はタイブレークをものにしたジョコビッチが、同大会10度目の決勝進出を果たした。

勝利したジョコビッチは決勝で第1シードのC・アルカラス(スペイン)と第3シードのD・メドベージェフの勝者と対戦する。

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(2023年9月9日6時57分)

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