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「家から100mに着弾」と告白

レシア・ツレンコ
初戦突破を果たしたツレンコ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク66位のL・ツレンコ(ウクライナ)が第13シードのB・クレチコバ(チェコ)を6-2, 6-4のストレートで破り、2019年以来4年ぶり4度目の初戦突破を果たした。試合後の会見ではウクライナの自宅に言及「昨日、ロケットの一部が家から100メートル離れたところに着弾した」と告白した。

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34歳のツレンコはこの試合、2021年の全仏オープン女王であるクレチコバに対しファーストサービスが入ったときに68パーセントの確率でポイントを獲得。2度のブレークを許したものの、リターンゲームでは5度のブレークに成功し、1時間27分で勝利した。

試合後の会見でツレンコはロシアの侵攻を受ける母国ウクライナの選手に対する女子テニス協会WTAの対応について意見した。

「ウクライナ人について、またウクライナ人への支援について、多くの偽情報が流布されていると思う。ウクライナ人に対する支援についてよ。私は簡単な質問をすることができる。『レシア・ツレンコのために何かされたのか?』答えは『何もない』。何もされてないわ。いろいろな問題があるのだと思う。私は、15ヵ月も戦争が続いた後に、このようなことをしなければならないとは思っていない。戦争中のいま、私は多くのことを感じている。失望しているわ。また、この数ヵ月、トッププレイヤーたちから多くの偽情報が流されたと感じている。『私たちは攻撃的だ』とか『憎しみを撒き散らしている』というようなものをね。正直なところ、私にとってはとても不思議なことなの」

また、自宅のあるウクライナの首都キーウに爆撃がされていることも明かした。

「もし私が不幸な顔をしている日があるとしたら、それはただ単に家のある街が5月だけで16回ほど爆撃を受けたから。5月だけで16回も爆撃されたの。5月だけよ?昨日、ロケットの一部が家から100メートル離れたところに着弾した。これは私を不幸にする可能性がある、わかるでしょ?そのせいで、私の顔はあまり幸せではないかもしれないわね」

続けてツレンコは大会初日のオープニングマッチ、M・コスチュク(ウクライナ)vsA・サバレンカの一戦について言及。この試合ではコイントス時の写真撮影や、試合終了後の握手などもなく終わり、握手を拒否するかたちとなっ20歳のたコスチュクには会場からブーイングも起きた。

「だからといってロッカールームで誰かに憎しみを植え付けるようなことはしない。マルタ(コスチュク)の試合で起きたことも、その結果だと思う。色々なところから人々は少し間違った情報を得ることになった。情報を得ることができた。これはその結果ななんだと思う。あの若くて才能のある少女は、戦争で苦しんでいる国から来たの。そのような選手がブーイングされる資格はないと思う。それが私の意見よ」

全仏オープン2回戦でツレンコは世界ランク52位のL・デイビス(アメリカ)と対戦する。デイビスは1回戦で同40位のヂュー・リン(中国)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)や第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)、第6シードのC・ガウフ(アメリカ)、第7シードのO・ジャバー(チュニジア)らが初戦を突破した。

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(2023年5月31日10時49分)

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