10日に開幕する男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は8日、シングルス予選1回戦が行われ、第10シードの
ダニエル太郎は世界ランク171位の
E・ナヴァ(アメリカ)に6-0, 2-6, 4-6の逆転で敗れ、初戦敗退となった。
>>シフィオンテクらBNLイタリア国際 組合せ・結果<<30歳で世界ランク109位のダニエルは前週、サルデーニャ・オープン(イタリア/カリアリ、クレー、ATPチャレンジャー)に出場。1回戦で
A・コバチェビッチ(アメリカ)、2回戦では
M・マクドナルド(アメリカ)を下しベスト8進出を果たした。準々決勝では第6シードの
U・アンベール(フランス)に7-6 (13-11), 6-7 (7-9), 4-6の4時間13分の死闘の末に敗れ敗退している。
2試合に勝利すれば本戦入りの権利が手に入るこの予選。ダニエルは第1セットだけで3度のブレークに成功するなど圧倒。特にナヴァのセカンドサービス時には1ポイントもキープさせることなく自身のポイントに繋げ、6ゲームを連取する。
第2セットも序盤はダニエルペースで進み第2ゲームでは2度のブレークチャンスを握るもこれを凌がれる。ここから徐々に流れはナヴァに傾き、第3ゲームでこの日初のブレークを奪われると、第5ゲームでもブレークされ5ゲーム連取を許しセットカウント1-1に追いつかれた。
ファイナルセット、流れを止めたいダニエルだったが第1ゲームで先にブレークされる苦しい立ち上がりに。その後は挽回するチャンスを握ることができずに1時間51分で力尽きた。
勝利した21歳のナヴァは予選決勝で、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク183位のF・コボッリ(イタリア)と対戦する。コボッリは1回戦で予選第22シードの
N・バシラシヴィリ(ジョージア)と対戦したが、バシラシヴィリが途中棄権したため第1セット5-2の時点で勝利。初戦突破を決めた。
同日に行われた予選では、第1シードの
A・ポピリン(オーストラリア)、第2シードの
D・アルトマイアー(ドイツ)、第3シードの
A・ミュレール(フランス)らが1回戦に勝利し、本戦入りに王手をかけた。
10日に開幕する本戦には第25シードとして世界ランク32位の
西岡良仁が出場する。
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