国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

チチパス撃破のLL 初の4強

ヤン=レナード・シュトルフ
ヤン=レナード・シュトルフ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、ドクレー、ATP1000)は4日、シングルス準々決勝が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク65位のJ・シュトルフ(ドイツ)が第4シードのS・チチパス(ギリシャ)を7-6 (7-5), 5-7, 6-3のフルセットで破り、「ATPマスターズ1000」初のベスト4進出を果たした。

>>アルカラスらマドリッドOP組合せ<<

>>ダニエル 太郎ら カリアリCH組合せ<<

今季序盤はチャレンジャー大会を主戦場にした33歳のシュトルフ。3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で今年初のツアー大会に出場すると予選2試合を勝ち抜き本戦入りし初戦を突破。さらに4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)ではA・デ ミノー(オーストラリア)C・ルード(ノルウェー)らを下し、大会初の8強に駒を進めていた。

ムチュア・マドリッド・オープンに出場するのは今回が4度目であり、これまでは初戦突破が最高成績だった。今大会、予選第1シードで出場するも予選決勝で敗退。それでもラッキールーザーで本戦入りすると1回戦で世界ランク47位のL・ソネゴ(イタリア)、2回戦で第32シードのB・シェルトン(アメリカ)、3回戦で同40位のD・ラヨビッチ(セルビア)、4回戦で同67位のP・カチーン(アルゼンチン)を下し、8強入りを決めた。

この日の第1セット、シュトルフは第4ゲームで2度のブレークポイントを凌ぐ。さらに終盤の第10ゲームではセットポイントとなるブレークポイントを世界ランク5位のチチパスに握られるも、再び凌ぎタイブレークに突入する。先にミニブレークを許し1-4とリードされるも1つミニブレークを返し4-4に。セットポイントを握ると最後はチチパスのボールがアウトとなり、1時間で先行する。

しかし、第2セット、16本のウィナーを決めるなどファーストサービスが入ったときに94パーセントの高い確率でポイントを獲得したチチパスがリターンゲームで反撃に出る。シュトルフは第1ゲームで1度のブレークポイントを凌ぐも終盤となった第11ゲームでは0-40とされる。強烈なサービスエースで2度は凌いだものの最後はダブルフォルトでブレークを許し、セットカウント1-1に追いつかれる。

迎えたファイナルセット、第3ゲームで2度のブレークポイントを凌いだシュトルフは直後の第4ゲームでブレークに成功。第7ゲームでもブレークポイントを凌ぐとサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームでは2度目のマッチポイントをものにし、2時間30分の激闘を制した。

本戦入りしたラッキールーザーが「ATPマスターズ1000」大会で4強入りするのは、2004年のナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)でのT・ヨハンソン(スウェーデン)、2016年のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)でのL・プイユ(フランス)以来 3人目となった。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシュトルフのコメントを掲載し「すごく気持ちがいいね。とてもとてもハードな戦いだった。自分のベストパフォーマンスを発揮する必要があることは戦う前から分かっていた。今日、これだけのプレーができて、とても、とてもうれしいね。観客も素晴らしかった。信じられないような雰囲気で勝てて、本当に本当にうれしい」と語った。

「彼(チチパス)は試合中ずっとサーブがよくて、とても大変だったんだ。でも、どうにか第1セットを取ることができた。第1セットは彼の方が良かったような気がする。何回も厳しい状況から抜け出せた。タイブレークでは1-4になったしね。第2セットでは、とても良いプレーができたと思うけど、5-5の時点で悪いプレーをしてしまった。第3セットでは再びアグレッシブにプレーでき、自分にとって大きな勝利となった」

勝利したシュトルフは準決勝、今大会の予選決勝で敗れた世界ランク121位のA・カラツェフと対戦する。カラツェフは準々決勝で同99位のジャン・ジジェン(中国)を7-6 (7-3), 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。

予選決勝では4-6, 2-6のストレートで敗れていたシュトルフはカラツェフについて「アスラン(カラツェフ)は素晴らしいプレーをしていて、予選ではかなり簡単に負けてしまった。あの試合、僕は最高のテニスができなかったけど、彼は僕に良いプレーをさせないようにしていた。今はそれを分析して、明日の試合に集中する必要があると思うし、もっとうまくやれるようにしたいね」と述べている。

同日には第1シードのC・アルカラス(スペイン)と第17シードのB・チョリッチ(クロアチア)が4強に駒を進めている。



>>【NEW ERA】テニス用 吸水速乾キャップ&Tシャツ新発売<<



■関連ニュース

・100位シュトルフがルード撃破
・チチパス V3ならず「悔しい」
・チチパス怒り「本当に愚か」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2023年5月5日7時31分)

その他のニュース

5月18日

阿部宏美/永田杏里ペアが優勝 (22時05分)

ナダル&フェデラーを広告に起用 (20時04分)

ダニエル太郎 完勝で予選決勝へ (19時11分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎 リヨン予選1回戦 (17時30分)

松井/上杉ペア 2大会連続の準優勝 (17時10分)

ジョコvsマレー 実現の可能性 (16時32分)

ベッカーに並ぶ歴代7番目の記録 (15時32分)

チチパス兄弟、全仏ダブルスに出場 (15時02分)

ティーム&シュワルツマン 全仏会場で練習 (12時06分)

ジョコ 全仏OP前週の大会参戦 (11時05分)

西岡 リヨン初戦はモンフィスに (9時20分)

“ダークホース”ジャリーが決勝へ (8時02分)

逆転勝ちズベレフが決勝へ (6時57分)

錦織圭 全仏OP前週の大会を欠場 (6時05分)

5月17日

ナブラチロワとエバートの記録に並ぶ (22時58分)

17歳の西村佳世が4強入り (21時00分)

松井/上杉ペア 2大会連続決勝へ (18時09分)

シュワルツマン不満、活躍に見合わず (16時57分)

収入ランク、テニス選手はトップ50入らず (15時54分)

西岡良仁ら 能登半島地震の支援に参加 (15時25分)

26歳の躍進 カギは「ウナギ」にあり (14時58分)

ワウリンカとマレーは2回戦で敗退 (14時01分)

「WTA1000」 2大会連続同カードの決勝に (12時01分)

ローマ4強 ズベレフがV候補筆頭に (11時12分)

マレー、ラケット変更理由明かす (10時08分)

ガウフに快勝、女王が今季4勝目に王手 (8時40分)

マスターズ1000で2名のチリ人が4強の快挙 (7時32分)

ダニエル太郎 元世界9位に屈し8強逃す (3時14分)

西岡良仁 1回戦で途中棄権 (2時55分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsナカシマ (1時08分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsバウティスタ=アグ (0時40分)

トップ10に連勝!激闘制し4強入り (0時09分)

5月16日

第1シード秋田史帆 8強入り (20時39分)

険悪ムードも20戦19勝1敗で4強 (18時45分)

西岡良仁 2日遅れで1回戦へ (16時26分)

ローマ4強 トップ3シードが健在 (15時48分)

3試合以上できる!平日シングルス大会 (15時24分)

快勝で2年ぶり4強 盤石のプレー披露 (14時28分)

【YouTube】マレー、ラケットをHEADからYONEXに変更?! 第1回「テニス Weekly News」 (14時02分)

WOWOW 特別企画の配信がスタート (12時00分)

「今が人生最高のテニス」快進撃で4強 (10時58分)

ズベレフ Big3に次ぐクレー記録に到達 (10時15分)

マレー 相手途中棄権で復帰戦白星 (8時31分)

ダニエル太郎 エルベール下し初戦突破 (7時18分)

5月15日

光崎楓奈ら日本勢14名が初戦突破 (23時43分)

前年王者の島袋将 2回戦敗退 (22時27分)

【1ポイント速報】昨年V島袋将 2回戦 (18時28分)

史上5人目の快挙、4年連続で8強 (17時34分)

全9大会で8強達成!現役11人目の記録 (16時41分)

テニスで年商2億の会社に 講演会開催 (16時01分)

ズベレフ、チャンに並ぶマスターズ記録 (14時54分)

ジェン撃破のガウフが3年ぶりの4強へ (13時19分)

フェデラー現役最後の12日間、密着映像配信へ (11時21分)

全仏OP ティームに主催者推薦与えず (10時11分)

ジョコ撃破の勢い維持、初の8強へ (8時33分)

昨年王者メド 完敗で8強ならず (7時16分)

昨年V島袋将が初戦突破 (0時10分)

【画像】シュワルツマンとティームが全仏OP会場で練習 (0時00分)

【1ポイント速報】昨年V島袋将 1回戦 (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!