ジョコ、ベルディヒと共に練習

（左から）レヘチカとジョコビッチ

画像提供：ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク４１位のＪ・レヘチカ（チェコ）は４日に自身のインスタグラムを更新。９日から１６日にかけて行われるロレックス・モンテカルロ・マスターズ（モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000）の会場で同１位のＮ・ジョコビッチ（セルビア）と練習した様子を投稿した。

２１歳のレヘチカは今シーズン、全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）でＣ・ノリー（イギリス）やＦ・オジェアリアシム（カナダ）らを下しベスト８を記録。カタール・エクソンモービル・オープン（カタール/ドーハ、ハード、ATP250）ではＡ・ルブレフを破りベスト４に進出するなど印象的な活躍を見せている。

一方の３５歳のジョコビッチは今シーズン、開幕戦のアデレード国際１（オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250）、その後の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）でタイトルを獲得。マッチ１２連勝でドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権（アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500）に臨んだものの、準決勝でＤ・メドベージェフに敗れている。

その後、先月８日からスタートしたBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）とその翌週のマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）に出場するためアメリカ入国に際し必要な新型コロナウイルスのワクチン接種の証明書の提出免除を要求。しかし、出場の許可は下りず、アメリカの「ATPマスターズ1000」２大会を欠場していた。

今回の投稿で、レヘチカはジョコビッチのチームとロレックス・モンテカルロ・マスターズの会場で練習を行った際の写真を投稿。レヘチカの両隣には２０１５年のモンテカルロ決勝で激闘を演じたジョコビッチとＴ・ベルディヒ（チェコ）が笑顔で写っている。

ベルディヒは以前インタビューで、自身からインスピレーションを受けたという母国の後輩について以下のように語っている。

「誰かが僕の試合を見てインスピレーションを受けていたとしたら、僕にとってこんなうれしいことはないね」

「彼（レヘチカ）はとても若いんだ。僕が見たのは、彼が自分のゲームに集中している姿。とてもいい選手だと思うよ。僕が好きなのは、彼のフィットネスの準備、つまり体が丈夫なことだ。若い子たちの中には、それに苦労する子もいる。若い子たちは、もっと筋肉が必要だったり、パワーが足りなかったりするんだ。でも、彼の場合はそうではない」

レヘチカは、今回の投稿と同時にストーリーズ（２４時間で消える投稿）も更新。ジョコビッチ相手にポイント形式の練習で、華麗なバックハンドハイボレーを披露している。

＞＞レヘチカのインスタグラム＜＜