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ジョコ、キリオスと対戦できず

ノヴァーク・ジョコビッチ
20日にズベレフとプレーしたジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスのエキシビションマッチ ワールド・テニス・リーグ(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード)は21日、世界ランク5位のN・ジョコビッチ(セルビア)が同日の試合に出場しないことを発表した。

同大会は世界最高峰の選手が多数参加し、男女のシングルス1試合ずつと混合ダブルスが行われる。勝敗は3セットマッチ(ファイナルセットはマッチタイブレーク)で決定。全てのチームが総当たり戦で試合を行い、順位が高い2チームが決勝を戦う。さらに、試合後には世界中のトップアーティストが出演するコンサートが開催されるもの。

ジョコビッチはチーム・ファルコンズ(FALCONS)の一員としてG・ディミトロフ(ブルガリア)A・サバレンカP・バドサ(スペイン)とチームを組み出場し、20日はチーム・ホークス(HAWKS)のA・ズベレフ(ドイツ)とシングルスを戦った。試合は3-6, 4-6で敗れたものの、観客を沸かせるプレーを披露していた。

大会公式インスタグラムでは「ノヴァーク・ジョコビッチは21日の試合に出場できなくなりました。100パーセント、十分にプレーできる状態ではないからです。予定通りファルコンズは今日イーグルスと対戦します。そして、ノヴァークがセンターコートに戻ってくることを楽しみにしています」と発表した。

ファルコンズは21日、チーム・イーグルス(EAGLES)と対戦予定で、ジョコビッチはシングルスでN・キリオス(オーストラリア)と顔を合わせるはずだったが、代わりにディミトロフが混合ダブルスとシングルスの2試合に出場することとなった。

ジョコビッチは18日に行われたFIFA カタールワールドカップ2022の決勝戦アルゼンチンvs.フランスを現地カタールで観戦。その後ドバイに移動し20日に試合を行った。ズベレフとの一戦はシーズン終了後初のエキシビションマッチ。疲労やコンディション調整がうまくいかなかった可能性がある。

ワールド・テニス・リーグの出演選手とチーム分けは以下の通り。

【ファルコンズ(FALCONS)】
ジョコビッチ
ディミトロフ
バドサ
サバレンカ

【イーグルス(EAGLES)】
キリオス
A・セッピ(イタリア)
R・ボパンナ(インド)
B・アンドレースク(カナダ)
C・ガルシア(フランス)

【カイツ(KITES)】
F・オジェ アリアシム(カナダ)
H・ルーネ
I・シフィオンテク(ポーランド)
E・ブシャール(カナダ)

【ホークス(HAWKS)】
ズベレフ
D・ティーム(オーストリア)
A・パブリュチェンコワ
E・リバキナ

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