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母国敗退も次世代への刺激期待

ミハイル・ククシュキン
ミハイル・ククシュキン
画像提供: ゲッティ イメージズ
国別対抗戦のデビスカップ by Rakuten ファイナルズ2021(スペイン/オーストリア/イタリア共同開催)は1日、準々決勝が行われ、カザフスタンはセルビアに1勝2敗で敗れ、初のベスト4進出とはならなかった。

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シングルス2試合とダブルス1試合で争われるこの大会。カザフスタンは第1試合で世界ランク182位のM・ククシュキン(カザフスタン)が同69位のM・キツマノビッチ(セルビア)を7-6(7-5), 4-6, 7-6(13-11)と熱戦を制しフルセット勝ちをおさめ、カザフスタンは先にリードを奪う。しかし、第2試合では同1位のN・ジョコビッチ(セルビア)に同36位のA・ブブリク(カザフスタン)が3-6, 4-6のストレートで敗れ、セルビアに追いつかれる。

最終試合のダブルスではN・カシッチ(セルビア)/ ジョコビッチ組にA・ゴルベフ(カザフスタン)/ A・ノドイェソフ(カザフスタン)組が2-6,6-2,3-6のフルセットで屈し、1勝2敗で敗れた。

試合後にククシュキンは「こういう試合は一生の思い出になるよ。そのためにテニスをしているんだから」と語った。

過去のデビスカップで、S・ワウリンカ(スイス)V・トロイキ(セルビア)D・シュワルツマン(アルゼンチン)などに勝利をおさめてきたククシュキンは、同大会への愛着を語った。

「特別だ。僕たちにとってそれは常に特別なものだ。デビスカップにはすでに14年出場している。国のためにプレーすることは、僕たちにとってとても光栄なこと」

「だからこそ、僕たちはできる限りのことをして常に最後の1点まで戦う。デビスカップの試合は常に1番の優先事項だ」

「デビスカップでこのような試合があると、テニスを続けるモチベーションになる。賞金やランキングポイントのためではない。このような試合をして、大舞台、大観衆、テレビに出ること。コートの上ではそんなドラマがありうる。それが僕がテニスを続けるモチベーションになっている」

また、ククシュキンはコート上での成果が、次の世代のスポーツの成長に反映されることを期待している。

「デビスカップでの好成績が、カザフスタンの次世代に刺激を与えることを願っている。そのために働いているようなものだ」

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