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引退ウィリス「正しい決断」

マーカス・ウィリス
ウィンブルドン2016のウィリス
画像提供: ゲッティ イメージズ
男子テニスのM・ウィリス(英国)は4日に自身のツイッターで、現役引退を発表した。

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ウィリスは「テニス、それは大変な道のりだった。22年間を費やした愛するスポーツから引退する決断を下した。イギリス国内、ヨーロッパ、世界中を飛び回った。素晴らしい人たちとの出会い、永遠の友人、25年前にラケットとスポンジボールを手にした時には想像もしなかったような経験ができた。つらく大変な道を潜り抜けて、ウィンブルドンの本戦へ辿り着けたことを誇りに思っている」とつづった。

2016年、クラブのテニスコーチを務め、当時世界ランク770位台だったウィリスはLTAウィンブルドン・ワイルドカード・プレーオフで予選入り、さらに3試合を勝ち抜くとウィンブルドンの本戦1回戦で四大大会初勝利をあげた。

さらに2回戦では、R・フェデラー(スイス)とセンターコートで対戦。敗れはしたが、地元の観客を沸かせた。2017年にはウィンブルドンのダブルスで3回戦へ進出する活躍を見せた。

「2016・2017年のウィンブルドンを喜びと共に振り返る。ここまでの道のりをサポートしてくれた妻や子どもの将来について考える時がきた。簡単に決断できることではなかったけど、100パーセント正しい決断。ゲームセットという時」

「最高の大会、最高のコートで、史上最高と言われる選手と対戦し、そんな夢を叶えるために努力を続けてきた。母、父、家族へ言葉をかけたい。ゲイリーとカーメン・ルイス、本当にありがとう。23歳で敗戦してランキングも失った時、スポンサーになってくれた。あなた方がいなかったら、このようなテニス人生を送ることはできなかったはず」

「人生の次のページでもテニスに関わっていくつもり。自分のポッドキャストである「What you talking about Willis」は続けていく。次世代の選手のモチベーションになり、誰でも夢は実現できるということを示していきたい」

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