国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

工藤阿須加が語る テニスの展望

WOWOWで3月6日(金)、7日(土)に連日生中継する「男子テニス国別対抗戦デビスカップ予選ラウンド日本vsエクアドル」、そして、先日行われたシーズン最初のグランドスラム「全豪オープンテニス」について振り返るなど、工藤阿須加が今シーズンのテニスの展望について語った。

2019年12月のWOWOWテニスドキュメンタリー「国枝慎吾上地結衣 漸進~Road to 2020~」のナレーションを担当。さらに2月の「フェデラーvsナダル The Match in Africa」 にもゲストとして登場した俳優の工藤阿須加。中学、高校とテニス部に所属し、プロテニスプレーヤーを目指していたこともあるという芸能界きってのテニス通の工藤に、3月に開催される男子テニス国別対抗戦デビスカップ予選ラウンド日本vsエクアドルを前に、今後のテニス界で注目していることを聞いてみた。

2020シーズン最初のグランドスラム「全豪オープンテニス」では、男子はN・ジョコビッチ(セルビア)が8度目の優勝、女子でS・ケニン(アメリカ)が初優勝を果たした。

「男子の方は、ジョコビッチの強さを改めて知らされました、異次元の強さでしたね。特に準決勝のR・フェデラー(スイス)戦はすごかった。故障をしながらも出場したフェデラーも随所にすごいプレーを見せてくれましたが、ジョコビッチの強さが本当に際立っていたと思います」

一方、女子の方は、昨年優勝した大坂なおみが3回戦で敗退するという残念な結果になった。

「大坂さんは優勝できるポテンシャルがある選手だと思います。今回はケニンが優勝しましたが、女子は誰が勝ってもおかしくない状況がこれからも続くと思います」

今回の全豪オープンでは、車いすの部シングルスで男子は国枝慎吾選手、女子は上地結衣選手が優勝し、日本人選手のアベック優勝となった。

「番組でナレーターをやらせていただいた直後だったので、おふたりの優勝にとても感動しました。本当にうれしかったです。そして、東京パラリンピックへの期待がさらに大きくなりました。おふたりにはパラリンピックで金メダルを獲ってほしいです」

男子ではジョコビッチ、R・ナダル(スペイン)、フェデラーの TOP3が、全豪オープンでも存在感を示した。このTOP3の時代はしばらく続くのだろうか。

「準優勝したD・ティーム(オーストリア)の活躍には目を見張るものがありました。決勝戦では優勝するかと思いました。あと、ベスト 4 まで進んだA・ズベレフ(ドイツ)も今回は大躍進したと思います。とにかく、若手が伸びてきて、レベルがすごく上がったという印象があります。これらの若手はあと2年もしたら、今のTOP3に代わってテニス界をリードしているという予感がこの大会でもしました」

2020年、工藤が特に注目しているという若手選手についても教えてくれた。

「カナダにF・オジェ アリアシム(カナダ)という19歳の選手がいるのですが、最近急成長されていると思うんです。193センチという長身で、バネがすごくあり、筋肉もすごいんです。G・モンフィス(フランス)をさらにごつくした感じです。パワーもすごくあるので、強い選手とたさん対戦して、ぐっと伸びてくる選手ではないかと期待しています」

3月には日本で男子テニス国別対抗戦デビスカップ予選ラウンド日本vsエクアドルが開催される。工藤もとても楽しみにしていると言う。

「全豪オープンで4人も日本人選手が本選に出場するなど好調を保っているので、デビスカップもとても期待しています。錦織選手がこの大会から復帰するのではないかという情報もありますが、どの選手が出場しても勝てる状態になることがチームの士気をあげることにもなると思います。日本での開催ですから、会場に行ってはちまきを巻いて応援したいです」

このデビスカップで期待する選手として、工藤は西岡良仁の名前を挙げる。西岡は昨年11月のデビスカップファイナルズ「日本対セルビア」、そして、1月の全豪オープンでジョコビッチと対戦。いずれも敗れはしたものの、全豪オープンでは自身初のグランドスラム3回戦進出を果たした。

「今回の全豪では3回戦まで行きましたが、ポテンシャルの高い選手だったので、いつ勝ってもおかしくないと思っていました。ナダルのように走りまくってボールを拾い、チャンスを見て切り返すというプレースタイル。このアグレッシブなテニスなら、もっと上に行ってもおかしくないです。僕は錦織圭さんと同じように、すでに日本のエースになっていると思います」

そんな西岡は、現在行われている男子テニスATPツアー デルレイビーチで準々決勝への進出を果たしている。準々決勝は日本時間2月22日に行われ、WOWOWメンバーズオンデマンドで限定ライブ配信する。この行方にも注目が集まっている。

そして錦織の方だが、右肘の負傷から昨年の全米オープン以降、今年の全豪オープン、そしてニューヨークやデルレイビーチなどの ATP ツアー大会に出場していない。

「やはり錦織さんには、復帰してグランドスラムで優勝してほしいです。ハードコートが得意で全米オープンとの相性がいいと思うので、優勝を狙ってほしいです。もちろん、オリンピックも期待しています。がんばってほしいです」

さらに女子のエース、大坂なおみに期待することも語ってくれた。

「やはり彼女にはグランドスラムのすべてに優勝してほしいです。なので、全仏、ウィンブルドンには特に期待したいです。そして、WTA ツアーファイナルでも優勝して、1年を締めくくってほしいです。彼女はそれができる力を持っていると思います。全豪で敗れたのはメンタルの部分の影響だと思うので、そんなに心配はしていないです」

2020年は東京オリンピック・パラリンピックがあり、テニスも大きく注目されている。 最後に、これからテニスを見ようと思う方々へテニスの試合を楽しめる方法を聞いてみた。

「選手に注目するという楽しみ方もありますが、まずは“サーブって200キロも出るなんてすごい”“しかも、そのボールをあんなに簡単に返してしまうのはびっくり”といった、ちょっとした驚きを楽しんでもらえればと思います。テニスのルールはそんなに難しくないと思うので、気軽に試合を見てほしいです。そして、マッチポイントになっても、大逆転があるスポーツでもあります。最後までどうなるか分からないというテニスならではの面白さを味わってほしいです」

3月6日(金)、7日(日)に開催される「男子テニス国別対抗戦デビスカップ」は、母国の名誉と威信を懸けてしのぎを削る“テニスのワールドカップ”とも評される大会。日本代表は予選ラウンド突破を懸けてエクアドルと対戦、東京オリンピック・イヤーとなる2020年は、予選を快勝してオリンピックへとつなげてほしい。 そして、デビスカップ以降のWOWOWテニスにも、錦織、大坂ら日本人選手の活躍も含めてぜひ注目していただきたい。

「男子テニスATPツアー デルレイビーチ」
全豪オープンの閉幕直後に開催されるATPツアー デルレイビーチを放送。注目の熱戦の模様をWOWOWはお届けする。

【放送予定】
西岡良仁、準々決勝進出!
男子テニスATPツアー デルレイビーチ
2月24日(月・休)午後2:00 WOWOWにて放送。


■詳細・放送スケジュールはこちら>





■関連ニュース

・WOWOW 錦織インタビュー
・WOWOW西岡インタビュー
・番狂わせについて錦織「自分には関係ない」<WOWOWインタビュー>

■おすすめコンテンツ

・錦織掲示板
・選手フォトギャラリー
・世界ランキング
・スコア速報
(2020年2月21日18時31分)

その他のニュース

7月14日

シナーとアルカラス 2強時代突入へ (20時47分)

望月慎太郎と坂本怜、自己最高位更新 (18時42分)

大坂なおみ 世界49位で日本勢トップ (18時41分)

宮澤紗希乃 ウィンブルドンU14優勝 (11時08分)

王者のプレーに「驚きない」 (8時47分)

シナー「一番誇りに思うのは…」 (7時40分)

3連覇逃すもライバルを祝福 (5時03分)

初Vシナー「夢のよう」 (4時15分)

シナー 逆転勝ちでウィンブルドン初V (3時24分)

【1ポイント速報】シナーvsアルカラス (1時16分)

徳田廉大 2週連続VでITF14勝目 (0時54分)

7月13日

小田凱人「耐えた」アウェーで逆転V (22時20分)

小田凱人 ウィンブルドン2度目V (21時29分)

【1ポイント速報】小田凱人vsヒューエット (19時02分)

惨敗「こんな展開になるなんて…」 (7時12分)

女王 母国メディアを非難 (6時02分)

決勝で完敗、涙の準V (2時28分)

衝撃の完封V「夢にも思わなかった」 (1時55分)

歴史的完勝でウィンブルドン初V (1時08分)

【1ポイント速報】シフィオンテクvsアニシモワ (0時00分)

7月12日

準V上地結衣「勝ちたかった」 (21時35分)

上地結衣 準Vで偉業逃す (20時50分)

【1ポイント速報】上地結衣vsワン (19時00分)

ジョコ 決勝はアルカラス有利と見解 (14時32分)

45歳 16ヵ月ぶりツアー復帰 (10時33分)

アルカラス「精神的有利はない」 (9時19分)

シナー「全仏後、かなり練習した」 (7時24分)

ジョコ敗退も「終わらせる気はない」 (6時05分)

ジョコ 8年ぶり決勝進出逃す (2時57分)

シナー、ジョコ破り初V王手 (2時55分)

【1ポイント速報】ウィンブルドン 男子準決勝 (0時53分)

アルカラス 熱戦制し3連覇に王手 (0時29分)

7月11日

小田凱人 ウィンブルドン決勝進出 (23時46分)

上地結衣 生涯ゴールデンスラム王手 (21時47分)

杉村太蔵 45歳以上ダブルスで準V (16時22分)

東レPPO 記念大会に無料招待 (13時00分)

島袋将ら 日本勢3名が8強入り (12時05分)

四大大会で通算11度目V (11時16分)

絶好調「ゾーンに入っていた」 (8時51分)

世界1位 決勝逃す「辛いけど…」 (7時57分)

完勝でウィンブルドン初V王手 (2時06分)

【1ポイント速報】ウィンブルドン 女子準決勝 (0時27分)

世界1位撃破し四大大会初の決勝へ (0時14分)

【動画】シナー 逆転勝ちでウィンブルドン初制覇!優勝の瞬間! (0時00分)

【動画】小田凱人 ウィンブルドン2度目V!頂上決戦に勝利した瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!