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鈴木貴男が2年ぶり勝利

国内テニスツアーの橋本総業全日本テニス選手権(東京/有明コロシアム、ハード、賞金総額約2千6百万円/優勝賞金男女共に4百万円)は3日、男女単複1回戦が行われ、予選を勝ち上がって本戦出場の鈴木貴男(日本)志賀正人(日本)を7-5, 1-6, 6-3で下し、初戦突破を果たした。

第1セット、鈴木は4-0と先行するも2度のブレークを許してゲームカウントは5-5に。
しかしここからブレークバックに成功して7-5で先取する。
第2セットに入ると志賀が主導権を握り6-1で挽回し第3セットに突入。
志賀の流れになるかと思われたが鈴木はここからペースを掴んで6-3で勝敗を決め、関口周一(日本)が待つ2回戦へ駒を進めた。


持ち前のネットプレーを見せる鈴木

過去3度の優勝経験を持つ鈴木は、昨年は1回戦で田川翔太(日本)に6-7(5-7), 0-6で敗れており、2年ぶりの2回戦進出となる。

この試合を振り返って鈴木は、「ファーストセットを4-0でリードして、そこから追いつかれて5-5でブレーク出来、流れを食い止められてファーストセットを取れたのが良かったです。」
「セカンドはもう捕まるだろうな、っていうのもある程度どこかで思っていたし、逆にブレークをされて向こう(相手)も良いプレーをしていたので、うまく捨てられたのかなと。プレーはひどいしメンタル的にも挽回できるような感じじゃなかったので、あえて捨てました。」


粘りのプレーの志賀

「ファイナルは1ゲーム目をデュースになりながらもキープしたので、それによって相手がさっきまでブレーク出来ていたのに、っていう事が多分頭をよぎったと思う。ブレークバックはあったけどリードしているうえでのブレークバックなので、そこでうまく修正できたのが良かったですね。」
「良いタイミングでニューボールになったし、セカンドセットでゲームを取らなかったのが良いタイミングでニューボールになったのかなと。」とコメント。

全日本選手権については、「僕の今のランキングを考えると、ATPツアーやチャレンジャー、グランドスラムで戦っている選手ではないので。この全日本に対しては、予選である以上は予選をクリアすること。まず本戦に入ったら良い選手と勝負が出来るので結果を出したいな、っていうのがありますね。」
「志賀選手とは前回(の対戦で)サーフェスは違いますけど良いイメージが持てたので、しぶとい選手だし走るし、ていうのは分かってたんですけど、それでも自分のプレーが予選の時よりは出来、自分の中では満足していますね。」
「プレーの内容、気持ちの駆け引き、そういうのは本戦に入ったことによってボールも4球になったし、審判もボーラーもいるから、いつも通りのプレーに近づくことが楽でしたね。」と語る。


ガッツポーズを決める鈴木

そして前日までの予選3試合と比較して、「予選よりははるかに良いです。身体のことも気にしていないし、体力的なことも気にせずに良いプレーが回数が(予選より)多かったですね。」と振り返る。

また全日本に対するモチベーションについては、「全日本を観に来る人は、楽天オープンやデ杯とは数年前から僕は違うと感じているので、全日本が好きな人、見たい人、または僕を応援してくれる人に対しても、プレーを見せたい、見て欲しいという気持ちですね、1試合でも多く。」と語った。

そして次戦に向けて、「今度(2回戦で)あたる関口選手も何度も練習して対戦もあるし、今は同じチームにいるので、お互いに分かりすぎているぐらい。やるのは試合で一発勝負なので、そこで勝つか負けるかっていうのはランクが高いからって勝てる保証はないし、もしかしたら僕とやるよりも他の選手の方が良かったな、っていう思いもあると思うので。」

「だからそういう意味では、次の対戦も楽しみですね。自分の今のテニス、身体、メンタリティでどこまで関口選手を相手に良いプレーが出来るのか、自分が納得して良いプレーが出来れば勝つチャンスは十分にあると思っています。但し、それをしっかり出さないと勝てない相手だなというのはリスペクトしているので、良いプレーをしたいですね。」とコメントした。

鈴木と関口の2回戦は、中1日空いた5日に予定されている。


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