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添田豪、本戦への壁は元世界５５位＜ウィンブルドン＞
テニスのグランドスラムであるウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝）に出場している予選第１３シードの添田豪（日本）は、あと１勝すると本戦出場となる。添田豪は本戦出場をかけて、予選３回戦でＢ・パシャンスキ（セルビア）と対戦する。
両者は、今回が初の対戦となる。
添田豪の対戦相手である３０歳のパシャンスキは、現在のランキングを１９０位としているが、２００６年２月には自己最高ランクとなる５５位とした実力者。今年パシャンスキは、全豪オープンと全仏オープンに出場するも、ともに予選１回戦で敗れている。
一方、添田豪は昨年のウィンブルドンでグランドスラムのシングルスで初勝利をあげ、その後ウィンブルドンと同じ会場で行われたロンドンオリンピックにも出場した。さらに、アトランタ・オープンでは同胞の錦織圭（日本）をストレートで下し、２０１２年７月には自己最高ランクとなる４７位を記録する活躍をみせた。
今年に入り添田豪は、エアセル・チェンナイ・オープンでベスト８進出、全豪オープンでは昨年のウィンブルドンに続きシングルス２勝目をあげ、ＪＷ・ツォンガ（フランス）との２回戦へ駒を進めた。その後は早期敗退が続くも、先週行われたノッティンガム・チャレンジャーで２試合に勝利し、復活の兆しをみせている。
添田豪とパシャンスキの予選３回戦は、現地時間６月１９日の第３試合に行われる。
また、その他の日本勢では伊藤竜馬（日本）と守屋宏紀（日本）は予選２回戦敗退、予選第１８シードで出場した杉田祐一（日本）は予選１回戦で敗れ、本戦出場とはならなかった。
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