男子テニスツアーのPBZザグレブ・インドア（クロアチア/、賞金総額４６万７,８００ユーロ、インドアハード）は６日、シングルス１回戦残り４試合と２回戦１試合が行われ、２０１１年のチャンピオンであるＩ・ドディグ（クロアチア）がＢ・ベッカー（ドイツ）を6-2, 7-6 (7-3)のストレートで下し、初戦突破を果たした。
先週末行われた男子国別対抗戦のデビスカップにクロアチア代表としてイタリアとの１回戦に出場していたドディグは、クレーコートで行われたその試合から今大会のハードコートへの準備が万全でない中での試合だった。
「クレーコートからハードに十分慣れる時間がないままの試合だったけど、今日のプレーには満足している。この大会ではいつも良いプレーが出来るんだ。自分に合っていると感じている。」と語るドディグは、相性の良さを実感していた。
ドディグは２回戦でＩ・カルロビッチ（クロアチア）と対戦する。これまで両者は２度対戦しており、そのいずれもドディグが勝利していた。
「彼（カルロビッチ）は、１回戦で素晴らしテニスをしていた。これまでの対戦が２勝０敗だからと言っても、それは関係ない。そのいずれの試合も接戦だったしね。高いレベルの試合になる事を期待しているし、より良いプレーをした方が勝利を手に出来るんだ。」と、次の試合へ気を引き締めていた。
この日行われた試合結果は以下の通り。
【１回戦】
○Ｍ・バグダティス（キプロス）(6) vs. ●Ｔ・カムケ（ドイツ）, 6-7 (6-8), 6-2, 6-4
●Ｌ・ラコ（スロバキア）(8) vs. ○Ｆ・チポッラ（イタリア）, 1-1 (途中棄権)
●Ａ・ベイチ（クロアチア） vs. ○Ｒ・ハース（オランダ）, 6-2, 3-6, 3-6
○Ｉ・ドディグ vs. ●Ｂ・ベッカー, 6-2, 7-6 (7-3)
【２回戦】
○Ｍ・ヨージニ（ロシア）(3) vs. ●Ｉ・セイスリン（オランダ）, 6-3, 6-2
今大会の優勝賞金は７万４０００ユーロ。
■関連記事■
《第５シードのクリザンが崖っぷちから生還◇PBZザグレブ・インドア》
《期待のディミトロフがベテラン長身選手に敗れる◇PBZザグレブ・インドア》
(翻訳・記事/弓削忠則)
（2013年2月7日11時26分）
ダニエル太郎 激闘の末に予選敗退 
