男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップ ワールグループ１回戦で、アメリカがブラジルに３勝２敗の接戦で勝利、準々決勝進出を決めた。４月５日から行われる準々決勝でアメリカはセルビアと対戦する。
大会初日、アメリカはＪ・アイズナー（アメリカ）とＳ・クエリー（アメリカ）がシングルスで２勝し、アメリカ８強入りに王手をかける。
しかし、大会２日目に今年の全豪オープンで優勝を果たしたＢ・ブライアン（アメリカ）/ Ｍ・ブライアン（アメリカ）組が登場するも、Ｍ・メロ（ブラジル）/ Ｂ・ソアレス（ブラジル）組に敗れる波乱が起きた。ブライアン兄弟がデビスカップで敗れたのは３度目のことだった。
大会３日目、第１試合でアイズナーはブラジル１番手のＴ・ベルッチ（ブラジル）にフルセットで敗れ、勝負の行方は第２試合へ。
勝敗がかかる第２試合、アメリカからはクエリーが登場し、Ｔ・アルベス（ブラジル）に4-6, 6-3, 6-4, 7-6 (7-3)の逆転で勝利、アメリカの準々決勝進出が決まった。
アメリカテニス界を長年牽引してきたＡ・ロディック（アメリカ）は、昨年の全米オープンで現役生活に幕を閉じていた。また、心臓疾患のため戦線離脱をしていたＭ・フィッシュ（アメリカ）は、今回ヒッティング・パートナーとして参加していた。
アメリカとブラジルの試合結果は、以下の通り。
【大会１日目】
Ｓ・クエリー ○－× Ｔ・ベルッチ 6-3, 6-4, 6-4
Ｊ・アイズナー ○－× Ｔ・アルベス 6-3, 7-6 (7-4), 6-3
【大会２日目】
Ｂ・ブライアン/ Ｍ・ブライアン ×－○
Ｍ・メロ/ Ｂ・ソアレス 6-7 (6-8), 7-6 (9-7), 4-6, 6-3, 3-6
【大会３日目】
Ｊ・アイズナー ×－○ Ｔ・ベルッチ 6-2, 4-6, 7-6 (9-7), 4-6, 3-6
Ｓ・クエリー ○－× Ｔ・アルベス 4-6, 6-3, 6-4, 7-6 (7-3)
（2013年2月4日16時49分）
東レPPO予選、日本勢は全敗 
