- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

クルム伊達など日本勢が勝利◇OCE台北WTAレディース・オープン

女子テニスのチャレンジャーシリーズのOCE台北WTAレディース・オープン(台湾/台北、賞金総額12万5000ドル、ハード)は、大会3日目の31日、シングルス1回戦残り3試合と2回戦4試合が行われ、2回戦に登場した第3シードの森田あゆみ(日本)、第6シードのクルム伊達公子(日本)奈良くるみ(日本)の日本勢が揃って勝利。ベスト8へ名を連ねた。

世界ランク75位の森田は同224位のカニアを6-3, 6-3のストレートで下した。第1セットはブレークポイントも与えないサービスゲームを展開し2度のブレークを奪い、セットを先取した森田。第2セットは2度のブレークを許したが、3度のブレークに成功すると、73分でカニアを退けた。

一方、クルム伊達は予選勝者のリン・ジャンを6-1, 6-2で一蹴した。試合を通して1度もブレークピンチを迎えなかったクルム伊達は、第1セットで3度、第2セットでも2度のブレークをリン・ジャンから奪い、わずか57分の快勝で8強入りに成功した。

今大会の1回戦では予選勝者のA・スティーブンソン(アメリカ)に2時間23分の接戦を強いられたクルム伊達は「1回戦の後はとても疲れてしまった。今日の試合は2時間を超えないことを祈っていた。そして、今日は短い時間で勝利を飾ることができた。昨日より体調も良く感じている。」と、快勝に気を良くしていた。

「例えリードしていても安心はしていなかった。マッチポイントを取り切るまでは分からないから。今年は第1セットを先取して、第2セットをリードしてからの敗戦をたくさん味わってきたから、全てのポイントに集中していた。」とクルム伊達は、試合中の気持ちを語っていた。

そして今年から新設されてこのチャレンジャーシリーズについて聞かれてクルム伊達は「こういう新しいレベルの大会がアジアで行われるのはとても良いこと。アジアはヨーロッパやアメリカと比べると大会数が少ないから、もっとこのような大会が行われることを願っている。優勝すると100ポイント以上獲得できるし、ランキングにも大きく反映する大会。」と、コメントしていた。

また、奈良はタナスガーン相手に6-3, 0-6, 6-4のフルセットの接戦を強いられた。第1セットを先取した奈良だったが、第2セットは1ゲームも奪えず、タナスガーンの反撃に合う。しかし、勝敗を決める第3セットでは、2度のブレークを許すも3度のブレークを奪い返した奈良が、1時間51分でタナスガーンを下してベスト8へ駒を進めた。

森田は第7シードの土居美咲(日本)と予選を勝ち上がったシュー・ウェンシンの勝者と、クルム伊達は第4シードのK・ムラデノビッチと、奈良はZ・ディヤスとラッキールーザーのV・ウォンティンチャイの勝者と準々決勝で対戦する。

この日ムラデノビッチもN・ルアングナム(タイ)を6-1, 6-7 (6-8), 6-2で下しての勝ち上がり。

また、世界ランク351位のディヤスは、この日行われた1回戦で、同ランク40位のポン・シュアイを下す金星を飾った。ディヤスはポン・シュアイを6-2, 6-2の快勝で下した。

この日は自身のサービスゲームで82パーセントの確率でポイントを獲得したディヤスは、1度もポン・シュアイにブレークポイントを握らせず、各セットで2度ずつのブレークに成功すると、62分でシードダウンを演出した。

「今日は本当にサーブの調子が良かった。サーブはいつも武器になっている。勝つことができて本当に嬉しいし、自分にとってとても良い試合だった。」とディヤスは、勝利の喜びを語っていた。

また、この日行われたダブルス1回戦では土居美咲/ ジャン・リン組が第1シードのチャン・ハオチン/ K・ムラデノビッチ組に2-6, 0-6で敗れたが、第3シードのクルム伊達/ チャン・チンウェイ組が主催者推薦のジュアン・ティンフェイ/ ヤン・ヅィー組を6-1, 6-1で下してベスト8進出を決めた。

この日行われた試合結果は以下の通り。

【1回戦】
Z・ディヤス ○-× ポン・シュアイ (1), 6-2, 6-2
C・ガルシア(フランス) ○-× M・アダムチャク, 6-3, 6-2
I・クロマチェバ ○-× A・グラッチ(アメリカ), 7-6 (8-6), 6-3

【2回戦】
森田あゆみ (3) ○-× P・カニア, 6-2, 6-2
K・ムラデノビッチ (4) ○-× N・ルアングナム, 6-1, 6-7 (6-8), 6-2
クルム伊達公子 (6) ○-× リン・ジャン, 6-1, 6-2
奈良くるみ ○-× T・タナスガーン(タイ), 6-3, 0-6, 6-4

今大会の優勝賞金はシングルス2万ドル、ダブルス5500ドル。

(翻訳/弓削忠則)

(2012年11月1日15時49分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

11月24日

賞金1000万!綿貫陽介ら【選手一覧】 (15時36分)

松岡隼 2週間で221人ごぼう抜き (14時32分)

坂本怜 前週Vで自己最高位更新 (13時19分)

小堀桃子/清水綾乃組 逆転勝ちで連覇 (11時10分)

坂詰姫野 熱戦制しITFツアー8度目V (10時14分)

伊が54年ぶり快挙!デ杯3連覇達成 (9時10分)

デ杯2026 日本はオーストリアと激突 (7時59分)

11月23日

松岡隼 チャレンジャー大会で初準V (20時04分)

内田海智 復活の準V「信じていた」 (18時53分)

坂本怜 今年もV締め「気持ち良い」 (17時12分)

坂本怜 激闘制し逆転勝ちで3度目V (14時25分)

【1ポイント速報】坂本怜vs内田海智 (12時03分)

TOP2不在も決勝はスペインvsイタリア (10時10分)

11月22日

内田海智 決勝は坂本怜「リベンジ」 (19時25分)

坂本怜「ガキに負けるのは…」 (18時00分)

内田海智 3年5ヵ月ぶり決勝進出 (16時03分)

【1ポイント速報】坂本怜ら 横浜慶應CH準決勝 (14時55分)

坂本怜 逆転勝ちで3度目V王手 (14時46分)

今村昌倫/松田龍樹ペア 準Vで充実感 (14時40分)

アルカラス 早くもレーバー杯出場決定 (11時13分)

激闘制した伊 54年ぶり3連覇王手 (10時11分)

松岡隼 逆転勝ちで2週連続4強 (7時53分)

【動画】54年ぶり快挙!デ杯3連覇達成し抱き合うイタリアチーム (0時00分)

11月21日

錦織圭 完敗も「やる気出た」 (16時15分)

錦織圭の「技術は世界トップ」 (15時55分)

内田海智 錦織圭に快勝で初4強 (14時29分)

錦織圭 ストレート負けで4強ならず (14時24分)

【1ポイント速報】錦織圭vs内田海智 (13時18分)

坂本怜 内山靖崇に逆転勝ちで初4強 (13時11分)

【1ポイント速報】坂本怜vs内山靖崇 (11時03分)

ズベ擁する独 逆転勝ちで2年連続4強 (10時08分)

アキレス腱断裂の世界15位 片足で練習 (9時06分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!