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シャラポワが世界１１位から逆転◇全米オープン
テニスのグランドスラム、全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード）は大会１０日目の５日、女子シングル準々決勝を行い、第３シードのＭ・シャラポワ（ロシア）が第１１シードのＭ・バルトリ（フランス）に3-6, 6-3, 6-4の逆転で勝利、ベスト４進出を決めた。
この試合は昨日第５ゲームまで行うも、雨のため本日へ順延となっていた。
シャラポワは試合を通して１１本のダブルフォルトを犯すも、４４本のウィナーと５度のブレークを奪い、２時間３２分で勝利を決めた。シャラポワは４回戦に続き、２試合連続でフルセットの戦いとなった。
敗れたバルトリは４回戦で、全米オープン前に北米大会の獲得ポイントで争うエミレーツ航空ＵＳオープン・シリーズを１位で終えていた第５シードのＰ・クヴィトバ（チェコ共和国）に逆転で勝利していた。もし、クヴィトバが今大会を優勝すると優勝賞金に加えて１００万ドル(約８千万円)が、ボーナスとして受け取るチャンスがあったが、それは叶わなく終わった。
勝利したシャラポワは準決勝で、世界ランク１位のＶ・アザレンカ（ベラルーシ）と対戦する。アザレンカは準々決勝で、前年度チャンピオンで第７シードのＳ・ストザー（オーストラリア）を6-1, 4-6, 7-6 (7-5)の大接戦の末に下していた。
（2012年9月6日5時22分）
世界2位から待望の初勝利「最高」 
